フレデイ タンさん のコメント
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藤井聡太棋聖(18)=王位=に渡辺明名人(37)=棋王、王将=が挑戦していた棋聖戦で藤井棋聖が勝ってタイトルを初防衛した。保持している王位と合わせタイトル3期獲得の規定も満たし九段に昇段。18歳11カ月での達成で、初防衛と九段昇段の最年少記録を更新した。多分藤井氏は今後将棋界を引っ張っていくであろう。
他方、本年 2 月 16 日、藤井聡太二冠が日本将棋連盟を通じて高校を自主退学していたことを発表した。過密日程の中で高校出席日程が不足していたようだ。
藤井氏の強みは終盤力にあると言われる。詰将棋の第一人者である。ただ、現代将棋は AI の登場で大きく変化している。囲碁も同様であるが、 AI はプロの棋士達の能力をはるかに上回っている。アベマ TV の放映を見ていれば判るが AI は次の一手に簡単に300億手以上を読み、最善主を示し、その後の最善の展開を示している。棋士は AI 利用なくては生き残れない。コンピューター
藤井聡太君も上記の二人がコンピュータに魅せられたように将棋の世界に深い興味を抱き、めきめき頭角を現し、短期間で最高峰に到達しました。
高校の受験勉強でよく言われる暗記科目とそうでない科目。そうでない科目は数学、物理学です。超偉大な物理学者アルバート・アインシュタインは暗記が苦手だったと言われてます。おそらくビルゲイツもエドワードスノーデン君も暗記は苦手だったと思ってます。
藤井聡太君は脳内盤を使っていると自ら告白してます。その代わりに彼は符合を使って考えているとのことらしい。プロ棋士は自分の脳内盤を動かして将棋を考えてます。でも藤井聡太君は符合を使う。
哲学者は言葉を使って哲学する。最後の偉大な哲学者ハイデッガーはギリシャ語とドイツ語の共通性をしきりに強調していました。ラテン語は哲学に向かないとも言っていました。数学者は記号を使います。物理学者はその数学を使って自然現象を考えます。
脳内盤は暗記の延長線上にあります。脳内盤を使うプロ棋士が符合を使うプロ棋士の藤井聡太君に勝てないことは何を意味するか?興味の尽きない話です。ひょっとして、物理学者や数学者が持っている数式を藤井聡太君は持って居て最善手を考えているんでしょうね。
最後に一言。集団教育は暗記科目を教えるだけで、ビルゲイツやアインシュタインを生み出すことはありません。集団教育は今の日本みたいに菅さんにひれ伏す人間を生み出すだけです。
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