りゃんさん のコメント
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今日、コロナ感染を防ぐには、①ソーシャル・ディスタンスを保つ、② ワクチン接種を行うの二つがある。 米国、英国など一時、ワクチン接種で成功したかに見えたが、デルタ株の登場で、どこまで有効かに疑問がある。 米国国内を見ると、7月23日新規観戦は 49,746 、二週間平均 +173% である。米側説明は増加は主としてワクチン未接種者であるとしているが、ワクチン接種の高いカリフォルニア州でも感染が拡大傾向にある。 こうした中、「ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低いが重症化防ぐ-調査」(ブルムバーグ)報道がなされた。 A-1 事実関係 「ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低いが重症化防ぐ-調査」 (ブルムバーグ) 米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンは、感染力が強いデルタ変異株に対する感染予防率は 39 %にとどまるが、感染しても入院や重症化をかなり防ぐことがで
まずデルタ株(インド株)をワクチンのせいのように言うひともいるが、ワクチンがなければ従来株がはやっていただけの話であり、また、欧米で大々的にワクチン接種をした以上、遅かれ早かれ、日本がワクチン接種をしていなくても、日本にもデルタ株がはいってきて大流行したであろう。
ワクチン副作用のはなしをすれば、厚労省の示しているデータでも、ファイザー社製ワクチンの二回目接種で7日以内に3割以上に37.5度以上の発熱がある。疲労感だと6割をこえる。こういう数字自体、たとえばインフルエンザワクチンでこういう数字なら「出来損ないのワクチン」といわれて当然である。チャイナ肺炎がおそろしい感染症だから受け入れられる数字であるといえるだろう。死亡との「因果関係」は厚労省は認めていないが、個人的見解では、ワクチン接種を「きっかけ」に体調が悪化し、なかには死亡に至るひとびとがいてもおかしくはないだろうなとおもっている。ワクチンの副作用を一方に置き、もう一方にはチャイナ肺炎の死亡率、死なないまでも重症化したときの苦しさや、時に残るといわれている後遺症を置き、あとは天秤がどっちに傾くか自分で判断するしかないだろう。わたし自身は8月に接種できそうなので、受けることにしている。
行動制限については、ファイザーワクチンの接種を終えた高齢者でも、自由に出歩いてよい状況ではないとおもう。つまり、感染予防率39%ならデルタ変異株に感染する可能性は無視できず、そのなかから重症・死亡が出るわけだから、感染者数(分母)が増えると重症・死亡(分子)も増える理屈で、医療逼迫を招く可能性がある。信条によって接種していない高齢者には、同じ理屈がさらにあてはまるだろう。高齢者には自制が必要だろう。
若年者の場合、ワクチン接種をするしないにかかわらず、同じ理屈でやはり自由に出歩いてよい状況ではないとおもうが、これは「夏だから」無理だ。以前こう書いたら絡まれたが、自分の考えが正しいと思っている。五輪を中止にしていても、全体的な状況はかわらなかったともおもっている。
五輪といえば、今回、来日した韓国選手3人と韓国のIOC委員1人が日本でのPCR検査で陽性だった。これで、わたしには、韓国の原因不明の昨年の超過死亡増加の理由が腑に落ちた。つまり、ろくに検査していないから、亡くなってもチャイナ肺炎のためだとは診断されなかっただけのはなしだ(一方、日本では超過死亡減少)。
中国では、ろくなワクチンもなく、水害で衛生状態が悪化しているなか、なぜかチャイナ肺炎で亡くなるひとびとの公式発表データはほとんど増えていない。今回東京五輪中止を叫んだヒトビトが、このあたりを北京五輪に向けてどうあつかうのか。東京五輪中止を叫んでいる日本共産党には、少し期待している。
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