今日、コロナ感染を防ぐには、①ソーシャル・ディスタンスを保つ、②ワクチン接種を行うの二つがある。
 米国、英国など一時、ワクチン接種で成功したかに見えたが、デルタ株の登場で、どこまで有効かに疑問がある。
 米国国内を見ると、7月23日新規観戦は49,746  、二週間平均+173%である。米側説明は増加は主としてワクチン未接種者であるとしているが、ワクチン接種の高いカリフォルニア州でも感染が拡大傾向にある。
 こうした中、「ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低いが重症化防ぐ-調査」(ブルムバーグ)報道がなされた。
A-1 事実関係「ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低いが重症化防ぐ-調査」
(ブルムバーグ)
米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンは、感染力が強いデルタ変異株に対する感染予防率は39%にとどまるが、感染しても入院や重症化をかなり防ぐことがで