• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

おっしゃる通り「米国が20年もかけて導入した社会は民主主義ではあったが、新自由主義でもあり、貧者切り捨てである。伝統的イスラム社会は貧者を共同体が面倒を見る」ということですね。マルクスの晩年のコモンの概念(財の私有権より入会重視)に繋がるようで素敵ですね。

アフガンはそういう国ですから、コカ・コーラ、ポルノ、デズニーランドの臭いをぷんぷんさせるヤンキーは受け入れられません。また、そういうモノに鈍感極まりない米国は世界のリーダー失格でしょう。

チベット人、モンゴル人、ウイグル人とウインウインの関係構築に成功している現代中国はそんなアフガニスタンと好関係を築くことの出来る唯一の大国だと私は考えます。

毛沢東がよく言っていましたが、歴代王朝の約半分が異民族による支配だったのです。その最も大きい王朝は満州人による清王朝でしょう。中国料理に満漢全席というのがありますが、中国人の包容力は絶大と言えましょう。

アフガンの国際社会への紹介は中国に任せた方が良いのではないでしょうか。
No.4
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・イスラム過激派は、西側諸国に、ある意味我々の理解しがたい理由でもって攻撃されるという感じを持っているがそれは違う。 ・イスラム教においては 外務勢力が自分達の勢力圏に攻撃をかけた時には、命を懸けて戦え、もし彼らが逃げて勢力圏を出た場合には深追いをするなという教えがある。 ・その際、アルカイダが米国に9・11同時多発テロ攻撃を起こしたではないかとの疑問もあるであろう。  確かに オサマビンラーデン らが米国に同時多発テロ攻撃を行った。そしてオサマビンラーデンは1997年頃「米国との戦争宣言」を行っている。しかしこれは極めて具体的理由を持っていた。それは、「当時米軍はサウジに基地を持っていたが、サウジはイスラムの聖地、メッカ、メジナを持ち、その地に異教徒が軍事基地を持つのは許されない、もし米国が基地を徹智しないなら米国を攻撃する」というものである。 ・したがって西側諸国がアフガニスタンに介入しなければ、タ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。