• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

ビンラディンが下手人であるとは米国の一方的な主張です。
米国はその主張をするとき証拠はもちろんいつも通り出さなかった。
ビンラディン側からの「犯行声明」もなかった。

米国はビンラディンを急襲したとき、逮捕、拘束できる状態であったのにも
かかわらず彼の婦人ともども射殺した。
おそらく、ビンラディンの口から出る言葉で米国が、あるは米国の特定個人が
バツの悪い思いをすることを回避する狙いがあったと推測できる。

日本共産党の委員長は当時、ビンラディンは米国に犯人と名指しされても否定しない。
だから犯人はビンラディンだ、そうに決まっていると軽薄極まりないコメントを
出したことをよく覚えている。

蓋然性を鑑みるにわたしも犯人はビンラディンの可能性が極めて高いと思う。
彼には動機があり資金がありイスラム世界を侵す異教徒に対して強い敵意もあるから。

ただし何の証拠も示されなかった以上断定はすべきでないとも思う。
米国の名指しも志位の米国へのへつらいも一切考慮されるべきではない。
大阪の知事や市長を務めたチンピラテレビタレントが言ったように
「嘘をつくのは政治家と弁護士の仕事」だから。

ただ、孫崎さんのテーマ文を読んで、おや、孫崎さんはビンラティンが
犯人と断定しているのかな、と言う違和感はわたしも持った。

まさか聡明な孫崎さんは共産党のトップほどおっちょこちょいではない
だろうと思いつつも。
No.9
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・イスラム過激派は、西側諸国に、ある意味我々の理解しがたい理由でもって攻撃されるという感じを持っているがそれは違う。 ・イスラム教においては 外務勢力が自分達の勢力圏に攻撃をかけた時には、命を懸けて戦え、もし彼らが逃げて勢力圏を出た場合には深追いをするなという教えがある。 ・その際、アルカイダが米国に9・11同時多発テロ攻撃を起こしたではないかとの疑問もあるであろう。  確かに オサマビンラーデン らが米国に同時多発テロ攻撃を行った。そしてオサマビンラーデンは1997年頃「米国との戦争宣言」を行っている。しかしこれは極めて具体的理由を持っていた。それは、「当時米軍はサウジに基地を持っていたが、サウジはイスラムの聖地、メッカ、メジナを持ち、その地に異教徒が軍事基地を持つのは許されない、もし米国が基地を徹智しないなら米国を攻撃する」というものである。 ・したがって西側諸国がアフガニスタンに介入しなければ、タ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。