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フレデイ タンさん のコメント

尊米嫌中というセンチメントは恐らく世界に目を転じても日本以外には存在しないことに何人も気付くはずです。そして、彼らの特徴はほぼ全員金太郎飴みたいな妄想に支配されているのです。例えば、ウイグル問題。ウイグルには自治権が与えられているし、この20年で人口はほぼ倍に増えているのです。

尊米嫌中族(その中にはウイグルで取材するのをしないでウイグルの人権を問題視する記事を書き続ける朝日新聞も入る)は私の眼にはXENOPHOBIAという疾患に罹っているとしか見えません。中国人が北海道のアイヌ問題がねと言ったら、日本人は笑うでしょう。まーそうとは言わないが、ウイグルは中国に於いては日本のアイヌみたいなものに近いと言えましょう。

アラスカのアンカレジで中国共産党のナンバ2が米のブリンケン国務長官を睨みつけ、黒人問題を解決出来ない米人が何を言うかと一喝しました。アメリカインデアンを虐殺して領土を広げた過去の罪を懺悔もしないで、ウイグルの人権問題をテーブルに載せる非常識を厳しく叱責したのです。その強烈な態度にブレジンスキの教え子でならずものの一角を占めるブリンケンは極度に委縮したということです。

私はその光景を記したレポートを読んでいて、星条旗は2030年までには日本を含めたユラシアから引きずり下ろされるだろうという見通しを持つにいたりました。

もう一つ、付け加えたいことで日米人が忘れてはならないことは、日米が極度の財政赤字を抱きながら、ハイパーインフレーションにならないのは中国の供給があるからだということです。日本の1990年前後のバブルの時に株価だけは強烈なインフレ(資産インフレとかその辺の評論家が言ってました)でしたが、消費者物価は実に安定していました。今の状況はそれに酷似してます。中国からの供給がそれを実現させているのです。日本の政界人は米国に尾っぽ振って中国を軽蔑してますが、もうそろそろやめた方が良い。大きな代償を払わされますよ。



No.5
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  何故、20年も戦ってきた米国が、バイデン政権になってアフガンからの全米軍撤退を決めたのであろうか。  ベトナム戦争は米軍が完全に敗北し、北越軍がサイゴンを完全に軍事的に制圧する中で起こった。アフガンにおいては米軍はそこまで追い込まれていない。  先ず第一に、バイデン政権は金融資本と、軍産複合体の支援でできた政権である。大統領選挙時9月、 489 人の安全保障関係者がバイデン氏支持、大統領批判の書簡に署名し発表、元将軍、元国防長官、元 CIA 長官ら」の動きがあった。バイデン大統領がこれらのグループの意思を無視してアフガン撤退を考えたとは思えない。つまり、アフガン撤退は軍産複合体の選択であった。ではなぜか。  第二に米国安全保障政策上の最重要課題は何か。中国と対峙することである。  今日、中国の最大弱点は何か。新疆ウイグルの民族主義とイスラム教である。  これを思ってアフガン情勢を見ると全く異なった図式が
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。