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りゃんさん のコメント

「一構想(未確定)」とおっしゃっている。たしかに、願望レベルで、このようなことを考える米側政策立案者はいるだろう。
しかし、米がこうしたことを本気で考えるなら、せっかくアフガン内部につくった橋頭保を捨てるはずがない。

それにまた、米なんかのおもうようになどならないからこそ、原理主義なのである。米を中(露)にかえても、まったく同じで、
中国も願望レベルでは米に対してこうしたことを考えるだろうが、相手が原理主義者であれば、思うようには動かないだろう。

タリバンはパキスタンの傀儡政権のようなものだから、中国はパキスタンを通じてタリバンをコントロールしようとするだろう。
その過程で前政府支持者への虐殺もタリバンに認めるかもしれない。いま中国がミャンマー軍を通じてミャンマーをコントロールしているのと似た手法だ。

しかし中国にとってほんとうの敵は全世界からアフガンに集まるであろうジハード主義者であり、かれらがここに再び「第二イスラム国」をつくることだ。
そうなれば、米露中すべてにとって危機なのだ。米露中、このなかのどれ一つとして、今までイスラム教徒にろくでもないマネをしなかった国はない。

米露中は、「協力して」アフガンを「第二イスラム国」の土地にしないように動くだろうというのが、もっとも普通にありそうなシナリオだとおもう。
ただ、実際に実行するのは中国にならざるをえないだろう。

わたしとしては、ジハード主義者にぜひがんばってほしい。かれらが北京で大テロをおこす日を楽しみにしている。・・・とおもったが、
考えてみると、中国共産党が人民にやっているのが、そもそもテロみたいなものなのであった。
No.7
39ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。