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changeさん のコメント

イラン、シリアに勢力を拡大しているかわからないが、宗教対立・部族対立の中で、IS-Kがアフガニスタンとパキスタンの中で結びついて活動を強めている。

タリバンは、宗教、部族対立を乗り越え、アフガニスタンの国家・政治の統括をはじめようとした出端をくじかれた感じがする。政治的には、近隣諸国のパキスタン、インド、イラン、ロシア、中国との関係が重要であるが、イスラム原理の上で弱腰になれば、紛争を巻き起こす宗派が沸き起こってくる。近隣諸国のタリバンとの外交関係は極めて微妙な配慮が必要になってくるのでしょう。

IS-Kはイスラム聖戦主義者(ジハーディスト)を常に勧誘しており,宗派対立、部族対立を乗り越えた大きな政治勢力はイスラム原理にゆるくなっていく傾向があり、常に政治勢力に対抗した紛争をどこででも巻き起こしていく。
IS-K原理主義者たちは、女子校、産婦人科病院を攻撃し、妊婦や看護師を射殺することをいとわない。
タリバンが、今後関係国との外交関係で弱腰になれば、IS-Kから攻撃を受けるわけであり、近隣諸国と平等な政治関係の中で原理主義に対応していかなければならない。米国が引き上げたのは批判が多いが、致し方のない選択と認めたい。一国で対応するのは難しいが、今後複数国が対応するのも難しく、パキスタン・インドの特殊な関係もあり、緊張関係が緩和することもないのでしょう。
No.4
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
アフガニスタン情勢次第に明確化。 ・米軍のアフガン撤退はベトナム戦争と異なる局面。  それは米軍はタリバンと軍撤退について合意を持っていた事。つまり8月31日までに米軍は撤退する、この間タリバンは米軍を攻撃しない。米国は撤退後のアフガンがどうなるかについては介入しない。 ・米国は多くの武器を政府軍に与えているから、8月31日以降少なくともニ,三か月はカブール周辺は政府軍が支配し続けるであろう,したがって米国人の撤退も支障なく実施できると判断した。  他方、米軍はどんどん撤退する。主要装備も撤収する。これを政府軍が見ている。米軍が完全に自分達を支援する意思がないことを見て、政府軍は闘を止め、国内にとどまれば身が危険と思う者は国外に逃亡した。時に軍機を利用して。 ・この状況下、タリバンは、米国の想定より早くカブールまで制圧した。ただこの段階では米軍攻撃は行わない。 ・米軍、米軍兵士の国外脱出については合意
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。