アフガニスタン情勢次第に明確化。
・米軍のアフガン撤退はベトナム戦争と異なる局面。
それは米軍はタリバンと軍撤退について合意を持っていた事。つまり8月31日までに米軍は撤退する、この間タリバンは米軍を攻撃しない。米国は撤退後のアフガンがどうなるかについては介入しない。
・米国は多くの武器を政府軍に与えているから、8月31日以降少なくともニ,三か月はカブール周辺は政府軍が支配し続けるであろう,したがって米国人の撤退も支障なく実施できると判断した。
他方、米軍はどんどん撤退する。主要装備も撤収する。これを政府軍が見ている。米軍が完全に自分達を支援する意思がないことを見て、政府軍は闘を止め、国内にとどまれば身が危険と思う者は国外に逃亡した。時に軍機を利用して。
・この状況下、タリバンは、米国の想定より早くカブールまで制圧した。ただこの段階では米軍攻撃は行わない。
・米軍、米軍兵士の国外脱出については合意
孫崎享のつぶやき
アフガン情勢次第に明確化。米軍タリバンと8月31日までに米軍撤退し、タリバンこの間撤退の米軍を攻撃しない、撤退後のアフガンに米国介入しない合意。これで政府軍戦意喪失。タリバン一気に支配。更にIS-K存在。彼らは米軍との合意ない。カブール空港で米軍攻撃。
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コメント
コメントを書く>>4
イラン、シリアに勢力を拡大しているかわからないが、➡もう2~3年前にイラク、シリア北部のIS国」ハイラン、ロシア
がシリア アサドを支援して一掃済みだと思いますよ。
>>2
アフガニスタンに国境を接する国々が、つまり、タジキスタン、トルクメニスタン、イラン、パキスタン、中国が国境を丹念にパトロルして、武器弾薬の搬入を食い止めることに注力し、現地のことは現地に任せてしまう。それしかないでしょう。
➡もうそうなっていますよ。早朝NHKBSの中でロシア放送局は具体的な映像も流していましたよ。もっともそれはタリバンが
カブールを制覇した15日の直後で、今はもう越境できないので北部同盟の拠点に強硬派は逃げ込んでいるようです。
私は事態は非米国(ロシア中国イラントルコ)アメリカの制裁に反対する国とタリバンの政治同盟が出来ているとかんがえています。田中宇さんのうけうりですが。
ISISーK アルカイダは政治宣伝で空港付近でテロを起こしていますが、過大に宣伝しているだけでタリバンの実効支配は
もう確定しています。私は楽観主義です。もう1年待ちましょう。誰もが否定できないアフガンの姿が見られるでしょう
他の返信コメントでも書きましたが、タリバンとISの関係が論点だと思います。
ISがイラクおよびシリア北部に樹立したIS国は2~3年前の完全に一掃されているのに
(トルコがIS支援からロシアに協力)この事実を西側は隠している。
私は孫さんが。この点についてはっきりしないといつも思っています。
報道紹介だけでなく、菅内閣批判のような誰でも分かる見解を期待しています。
8の補足
そもそもオサマミンラビンはサウジアラビア王国の王族なのになぜテロを起こしていたのか、これは純真なイスラムの若者
が米諜報機関に利用されてきたという見方があります。
私は60年代70年代安保の時、右翼の田中政玄から資金が流れていたとの報道 味方を思い出します。
飛躍をしますが、香港市民の民主化は本当は裏で外国勢力の資金援助で活動していたのではと同じ構図です。
>>7
私も楽観主義者です。
あの入り組んだ山襞があるかぎり、中国もロシアも米国も支配し治めることは出来ないと思います。
アマゾンはジャングルを破壊すれば、平和な部族を支配出来ましょうが、山襞を平らにすることは出来ませんから。
>>10
今朝のNHKーBSブラジル放送局でアマゾンの先住民は土地の所有権を主張し、確か最高裁前で抗議していましたよ
>>11
そうですか。
最高裁前で抗議する先住民は支配された言わばモダン・アマゾナスと言うことでしょう。
住んでたジャングルが焼き払われ、あぶり出された気の毒な人たちでしょう。
イギリスで起こったエンクロージャ・運動と同じく、それまでの原始共同体の自主的な生活を続けることが出来なくなって、国と言う権力体系に繰り込まれ、市民とか国民と呼ばれて支配されるのです。
9の補足
右翼の田中政玄から資金が流れていた➡過激派に右翼の田中政玄から資金が流れていに
米情報機関は、ISIS-Kが西側の支援を受けたアフガン政府の崩壊につながった一連の混乱につけ入り、自らの足場強化やタリバンから脱落した構成員の取り込みを図ったとみている。
➡米情報機関は、ISIS-Kに西側の支援を受けたアフガン政府の崩壊につながった一連の混乱につけ入り、タリバンの支配の混乱を図るよう指示した。
上段孫さんのブログ 下段私の受け売りの見解
上段の私の理解が誤解であればおわびします。
今朝NHKーBSが空港管理などしていたアフガン政府の要因が外国に出国した後をカバーするため、
トルコがタリバンと協力してその役割をはたすためカブールに到着した。と報じています。
トルコはもう非米国側になったという点が、論点争点です。