• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

約束があるから核兵器が先制不使用されるのではなく、約束(たとえ「条約」といったかたちになっていなくても)が守られる裏付けがあるから核兵器が先制不使用されるのだ。孫崎さん自身が何度もキッシンジャー理論を持ち出している。

これを東アジアでいちばんわかっていたのが金王朝で、わたしは金王朝などはやくつぶれたほうが北朝鮮人民のためだとずっと思っているが、こういうスジを決して見誤らず、そのためには国民を何百万人と死なせてもゆるぎないのは、ある意味さすがだとおもう。

米国は広島長崎へ原爆投下したし、ロシアは中立条約をやぶって日本を侵略し戦後も捕虜を多数強制労働させた。中国は国連海洋法条約を無視して南シナ海を侵略しているし、北朝鮮は日本国民を拉致してかえさないし日本を公然と核兵器で脅す。いずれも、条約なり国際法なりに違反している行為だ。こうした国がなんらかの約束をしたからといって、守られるとなぜおもえるのか心底ふしぎだ。

こうしてみてくると、日本は、まず核武装したうえでなら、「日本は核の先制攻撃を使わない」と国際約束をすることが日本の安全保障上極めて重要であろう。

ついでに書いておくが、タリバンは、米国と銃をとってたたかったから、米国を追い出せたのだ。イマジンを歌って踊ってことばで反米を唱えていたのではない。

タリバンに対して

想像してごらん 天国なんて無いんだと
そして宗教も無い
ほら、簡単でしょう?

言ってみればいいのだ。
No.10
38ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 日本はロシア、中国、北朝鮮と核兵器保有国に囲まれている。  ミサイルが発達した今日、核搭載のミサイルが、政治・経済・社会の中心地を攻撃する時、正確な着地点は誰も予測できない。かつ発射時も把握できない。核搭載ミサイルの軌道計算ができない。軌道計算が出来なければ迎撃出来ない。この状況下、核兵器を使用しない国際約束を行うことは、日本の安全保障上極めて重要である。  日本は核不拡散条約に加盟した時、核保有国が核を保有しない国への攻撃をしない条約を作るために動いた。  核の先制攻撃を使わない国際約束をすることは日本の安全保障上極めて重要である。  では今日、核兵器の先制攻撃を行うことを基本政策にしているのはどこか。米国である。米国はベトナム戦争など海外で戦争を行い、通常戦で不利になると、核兵器使用をほのめかす。  そして日本政府はいつの間にか、本来日本にとって有利なはずの核兵器の先制攻撃を禁止する動きには参
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。