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changeさん のコメント

両首脳が今年2月初めに電話会談を行ったが、実に7か月の間首脳会談がなかったのは異常であった。

米国バイデン側からの申し入れによって実現したようであるが、双方が各々の立場を主張したようであり、具体的成果はなかったようだ。ケリーの事前交渉があり、気候変動分野での外交的協力関係はある程度の一致を見たのではないか。

米国が中国の行動を変える能力は限定されており、自国の競争力強化とパートナー国・同盟国との結束強化を主眼に置いて外交関係を展開する以外ないのでしょう。

日本の国益からみたら「ウインウイン」でなく経済的なメリットがない中国の製造を日本に復帰させるあるいは他国に移転させるなどの対策を早く進めるべきでしょう。中国は内部に矛盾を抱え内向きにならざるを得なくなった。中国が内需を増やし雇用を増やせればいいが、増やせないと失業者が増える。ドイツで失業者40%になった事例もあり、国家運営において失業者が増えると歴史的に国家内に紛争が起きやすい。独裁者が出やすくなる。現在機関投資家が中国株を売りまくっており、グローバリズムから決別する中国の動向から目が離せない。
No.2
38ヶ月前
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A-1 ブルムバーグ:事実関係「バイデン氏、米中協議の行き詰まりに不満伝える-習氏と電話会談」 ・大統領は習主席との個人的つながり深めることで打開図りたい考え ・「米国の対中政策が時には深刻な問題を引き起こした」と習主席  バイデン米大統領は米東部時間9日夜、中国の習近平国家主席と電話会談。行き詰まり状態にある米中当局者協議を巡り、中国側に対話への真剣さが見られないことへの不満を伝えた。  ホワイトハウスは同会談の要約で、「両首脳は広範囲の戦略的な話し合いを持ち、それぞれの利益が一致する分野と、利益と価値、視点が異なる分野について議論した」と説明。「競争が争いに転じることがないよう、両国の責任について意見を交わした」とした。  バイデン大統領と習主席による電話会談は2回目。 米中の対立が一段と強まる中で行われた。米政府高官が会談に先立ち記者団に明らかにしたところでは、このところの米中閣僚級協議で成果が見
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。