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m.m.さん のコメント

北朝鮮が新型ミサイルを発射し、1500㎞先の標的に着弾したという。着弾地点がどこかは発表されていないが、ロシアや中国の地上ではなく、日本を通過して太平洋のどこかに着弾したと考えられる。
だが日本政府はもとより在日米軍も、北朝鮮が発表するまで気づかなかったことこそ大問題ではないだろうか。

国別の軍事力を考えれば、北朝鮮が先制攻撃をする可能性はほとんどゼロだが、中国が無人島である尖閣諸島に上陸した場合、日本政府は攻撃する可能性を否定していない。
自民党総裁選に立候補している岸田・高市両氏は敵基地攻撃を言明しているが、これは相手の挑発に乗せられる最悪の手段なのだ。しかも日本は、真珠湾攻撃の結果、ヒロシマ・ナガサキなどの最悪の結末を味わったにも拘わらず、一度として反省をしていない。
第二次大戦中にも、日本軍でさえ731部隊が中国で細菌兵器の人体実験をしているし、イラク戦争も生物化学兵器の脅威が語られていた。それでも日本政府は旧来の戦争の固執して、戦闘機やミサイルを大量購入しているため、新型コロナへの対応が他国とは桁違いに遅れている。

自民党は、1世紀遅れの思想しか持っていないのだろう。
No.8
30ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
・日本での案是保障政策に関する発言はあまりに軽々しい。自分の提言する政策が何を意味するか、あまりにも無責任ではないか。 ・その代表的なものの一つは「敵基地攻撃」である。  「相手から殴られる前に殴ろう」というのは通常考えられる概念である。しかし、それを実施した時にどうなるかを考慮しないあまりに無分別な考えである。 ・敵基地攻撃を実施した時に、相手国の基地を全滅させるわけではない。  例えば中国への攻撃を考えてみよう。中国は日本を攻撃しうる中距離弾道ミサイル、短距離弾道ミサイル、クルーズミサイルを1200以上配備していると言われている。これらの何発を破壊するというのか。敵基地攻撃を行っても、対日攻撃能力を実質的にほとんど減じていない。かつ核兵器も搭載しうる。日本が敵基地攻撃をしても、相手は黙ってみているとでも思うのであろうか。  北朝鮮も200-300発の中距離弾道ミサイルを保有している。中国に対する
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。