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p_fさん のコメント

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p_f
昔、「お時儀」だけのために買った文庫の「芥川龍之介全集5」に腕を伸ばし、もしやと思ったら「おぎん」アリ。早速読んだ次第。
ノーマークだったが、私には今読んでこそ意味深いと思える作品だ。主題は「キリスト教迫害」なのだろうが、一億総「アベ、スガ」化で目立つようになった日本の愚鈍さ、低劣さを痛烈に言い当てている風にも読めるからだ。
小学時代、担任教師が芥川の写真を指し、前頭葉が発達したバツグンに頭がいい人だったんだ と話していたが、世の中の皆がバカに見えて絶望してしまったのだろうか。毎日ジョギングしていたら、自殺はなかったのでないか。
「おぎん」は青空文庫でも読めるようだ。
No.2
31ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
芥川龍之介は 1927 年自殺でなくなっています。同年、『わが家の古玩』と題し「蓬平作墨蘭図一幀、司馬江漢作秋果図一幀、仙厓作鐘鬼図一幀、愛石の柳陰呼渡図一幀、巣兆、樗良、蜀山、素檗、乙二等の自詠を書せるもの各一幀、高泉、慧林、天祐等の書各一幀、 ―― わが家の蔵幅はこの数幀のみなり。。陶器をペルシア、ギリシア、ワコ、新羅、南京古赤画、白高麗等を蔵すれども、 古織部の角鉢の外は言ふに足らず。古玩を愛する天下の士より見れば、恐らくは嗤笑を免れざるべし。わが吉利支丹の徒の事蹟を記せるを以て、所謂「南蛮もの」を蔵すること多からんと思ふ人々もなきにあらざれども、われは数冊の古書の外に一体のマリア観音を蔵するに過ぎず。」と書いています。  この美術品のリストを見ると、例えば陶器では「ペルシア、ギリシア、ワコ、新羅、南京古赤画、白高麗、古織部」と列挙され、陶器愛好家の一般的傾向と一致しています。でもその中に「一体
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。