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changeさん のコメント

タイミングで考えれば、1972.9.29に日中平和友好条約協定が北京で調印され、時宜を得た書物である。ただ、中国の状況を見れば、中国が量的拡大を捨て、内政に注力しなければならなくなっており、疑問符のつく書物である。

理由の一つは、中国恒大集団のデフォルトが話題になり、今後の政府の債務処理が課題になる.恒大だけであればなんとかなるが,恒大だけでは済まない。どのように対処するか。

さらに予想されていたことであるが、ブローバルな市場経済をやめて、共産党強制所得分配型経済に移行していくと、国有企業に吸収され、活力が失われた経済、すなわちソ連型経済に移行していくということであり、経済の成長は阻害され米国との競争はやめざるをを得なくなるのでしょう。
No.3
31ヶ月前
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  いまや経済のスケール等でもアメリカを脅かそうとする中国。アメリカの今後の展開、太平洋の治安状況はどう変わるか。そして日本の地位、生き延びる道は ? [ 目次 ] ●文庫版まえがき ●はじめに 日本はいま歴史的岐路に立っている / 日本は対米追随で、本当に繁栄してきたのか / 米国にとり、いま、東アジアにおいて最も重要な国は日本ではない ●第 0 章 ( 増補 ) 中国が米国を抜くのは、現実化している 二〇一二年の『不愉快な現実』書の目的は、「中国の大国化を真剣に考慮しない日本の世論に対する警告の書」 / 「 CIA は量的な経済力では中国は米国の上とみなしている」 / 中国の技術は今や模倣、盗む段階ではなく、幾つかの部分でトップに出ている / 台湾、尖閣周辺で米中が戦った時、米国は中国に負ける状況が発生 / ハーバード大学の権威、アリソン教授も台湾正面で米国が中国に負けると指摘 / 「ニューヨーク・タイムズ」紙も台湾正面で米国が中国に負けると指摘
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。