りゃんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
A-1 事実関係「 OECD 平均賃金「出典: ( https://www.oecd.org/tokyo/statistics/average-wages-japanese-version.htm ) 国名 平均賃金(単位米ドル);データはほとんど2020年 米国 69391 アイスランド 67458 ルクセンブルグ 65854 スイス 64824 オランダ 58828 デンマーク 58430 ノルウエイ 55780 カナダ 55342 オーストラリア 55206 ベルギー 54327 ドイツ 53745 オーストリア 53132 フィンランド 49474 OECD 平均 49165 英国 47147 スエーデン
「ご存じですか。不思議にこれに関する記事がほとんどない。」
とお書きだが、この件は、右寄りのyoutubeメディアのなかでは、わりと定番のテーマになっていて、さまざまに議論されている。ただ、今のメディアは高齢者向けになっており、高齢者には人気のないテーマなのだろうとおもう。
原因を論じればいろいろあるのだろうとおもうが、だいたい誰もが同意するのが、30年つづく低成長ということになる。低成長の原因というと、米中合作の新自由主義によって日本の製造業が空洞化し、それに代わる産業も見いだせなかったということが指摘される。
この構造の最大の受益者は現在の高齢者である。中国からの安い工業製品や日用生活雑貨を享受する一方、製造業がなくなったために行き場がなくなった若年者による介護医療を安く利用できる。さらに非正規雇用の拡大により、高齢者も簡単な仕事の労働市場には参加でき、年金に加えて収入がある。その結果、人口がもともと多いのに加えて、発言権が強くなり、政治に影響を与え、この構造はさらに維持される。
年金は賦課方式なので、若年層、現役層の負担で高齢者を養っている。医療は社会保険料負担の部分は、完全に若年層の持ち出しになっているが、ここに手を付けようとする政治家はいない。生意気な高齢者は、年金拒否くらいしてもいいとおもうのだが。
まあ、お年寄りが幸せなのはいいことだとおもう。しかし高齢元サヨクなヒトビトは、米国のしくんだ所得倍増、高度成長のなかで踊り狂い、米中合作の新自由主義のなかで歌い痴れて、上記で解説したように米国とそれに従ってきた自民党の恩恵をたっぷりと受け、人生をすごしてきたし今もすごしている。つまり、とっくに「棄教」していながら、反米・反自民という呪文をとなえれば、あら不思議、熱心な「教徒」のように自分を錯覚できるらしい。
Post