A-1 事実関係「OECD 平均賃金「出典:
(https://www.oecd.org/tokyo/statistics/average-wages-japanese-version.htm)
国名 平均賃金(単位米ドル);データはほとんど2020年
米国 69391
アイスランド 67458
ルクセンブルグ 65854
スイス 64824
オランダ 58828
デンマーク 58430
ノルウエイ 55780
カナダ 55342
オーストラリア 55206
ベルギー 54327
ドイツ 53745
オーストリア 53132
フィンランド 49474
OECD平均 49165
英国 47147
スエーデン
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本質的にとらえないと、単なる政府批判に終わってしまう。
建設的に、この数字をとらえて、処方箋を考え出していくべきでしょう。
現在自民党総裁選で議論が戦わされているが、失業率(雇用)と賃金の関係でとらえていくべきです。
賃金低迷の原因は、景気などによって左右される循環型のものと労働市場の需給による構造的なものと二つ考える必要がある。
日本では、「氷河期世代」や「失われた世代」など長らく失業状態にあった人は、スキルがなく、労働の櫃が低下しており、一時的な賃金低下が労働生産性の低下に変化し構造的賃金上昇率の低下を引き起こしている。
AI関係の人材教育と同じように人口の高齢化によるケアサービス需要の増加・対人サービスの労働需要の増大対処に注力すべきでしょう。当然のことながら、教育の内容を画期的に見直し、賃金の大幅アップを図るべきであり、高齢者の需要はあるわけであり、その面から見ても緊急に考えなければならない
今日の天木直人氏メルマガ“黒田日銀総裁の在位最長更新を誰も批判しない異常”-
「生産性停滞、賃金上がらず、消費停滞、これがアベノミクスの三つの罪だと。河野氏(BNPバリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミスト)に言われるまでもなく素人でもわかる。まさしく失われた9年だったのだ。」
黒田と言えば「異次元緩和」だ。国内の貨幣流通量総額:9年前→約140兆円、現在→約600兆円。よって、一般大衆も9年前に比べて給料が4倍になった者多数!━でない。では日銀が刷りまくったカネは何処へいったのだ。日本の外貨準備高は今や130兆円規模だ。
多くは米国債でないのか。それを「売りたい」と言うことすら許されない隷米日本だ。それどころか、金利≒ゼロにされた日本では、もはや企業も一般大衆も、資産防衛上、国内金融機関に預けっ放しにしていられまい。「やっぱり、上がって行くのは結局 米国株だなァ」となり、国を挙げて米国株/債券等の買い入れに走る。見方を変えれば、この面でも日本は米国に相当 貢がされている、搾り取られていると言えるのでないか。その旗振り役の黒田に対し、日米同盟(=対米隷属)堅守が「党是」の野党ならば、ダンマリを決め込むのも当然なのだろう。オスプレイの一方的配備同様、黒田の去就についても「(日本が)どうしろこうしろと言える話でない」ならば、まさに「異常」以外の何ものでもない。
とっくに賞味期限の過ぎた自民党に政治を丸投げして、
非自民勢力を育てようとせず、自民党にすがり続ける
日本の有権者が招いた結果です。
なんの責任もないのにこれから先進国の地位を失い
その他大勢国家となる日本の若者たちはこんな国を
相続させられ生きていかなくてはならない。
本当に気の毒です。
それにしても「ソロヴェニア」より下とは。
全日本列島の地価が全米国より高いという時代を
青壮年時代に生きた私にはこの惨状には声も出ない。
諸行無常。
私、韓国好きの作家関川夏央氏と同じくらい韓国と韓国人が好きです。関川氏は高校時代に在日の友達が出来て触発されたらしいが、私の場合、中学生の時に在日の悪ガキ連と深い交友があったので、その点、私の韓国観は関川氏のそれよりも質が高いのではないかと勝手に思っているくらいです。
その韓国が日本を経済的に抜いた。当然です。韓国は中国を重視してますから。韓国の芸能人も中国マーケットで大活躍。
台湾も韓国を見習って、中国重視で頑張って欲しい。一国二制度をフルに生かすのが、賢い選択だと思います。
日本?自民党の独裁ですから、もう駄目。アングロサクソンのFIVE EYESとかにはいったらしいが、肌が黄色なのに白人だと言われて興奮してる。頭が壊れている。
イギリスの軍艦が台湾海峡を通過して、中国を脅しているが、もう笑っちゃう。三流のヤクザ根性丸出し。そのイギリスの経済が果々しくない。イギリスから白人の若者がどんどん移民して帰って来ないらしい。ロンドンなんか、後、20年もすれば、黒人と印度人の町になるでしょう。日本の若者は出て行かないので、そこは安心だけど。
孫崎さんは
「ご存じですか。不思議にこれに関する記事がほとんどない。」
とお書きだが、この件は、右寄りのyoutubeメディアのなかでは、わりと定番のテーマになっていて、さまざまに議論されている。ただ、今のメディアは高齢者向けになっており、高齢者には人気のないテーマなのだろうとおもう。
原因を論じればいろいろあるのだろうとおもうが、だいたい誰もが同意するのが、30年つづく低成長ということになる。低成長の原因というと、米中合作の新自由主義によって日本の製造業が空洞化し、それに代わる産業も見いだせなかったということが指摘される。
この構造の最大の受益者は現在の高齢者である。中国からの安い工業製品や日用生活雑貨を享受する一方、製造業がなくなったために行き場がなくなった若年者による介護医療を安く利用できる。さらに非正規雇用の拡大により、高齢者も簡単な仕事の労働市場には参加でき、年金に加えて収入がある。その結果、人口がもともと多いのに加えて、発言権が強くなり、政治に影響を与え、この構造はさらに維持される。
年金は賦課方式なので、若年層、現役層の負担で高齢者を養っている。医療は社会保険料負担の部分は、完全に若年層の持ち出しになっているが、ここに手を付けようとする政治家はいない。生意気な高齢者は、年金拒否くらいしてもいいとおもうのだが。
まあ、お年寄りが幸せなのはいいことだとおもう。しかし高齢元サヨクなヒトビトは、米国のしくんだ所得倍増、高度成長のなかで踊り狂い、米中合作の新自由主義のなかで歌い痴れて、上記で解説したように米国とそれに従ってきた自民党の恩恵をたっぷりと受け、人生をすごしてきたし今もすごしている。つまり、とっくに「棄教」していながら、反米・反自民という呪文をとなえれば、あら不思議、熱心な「教徒」のように自分を錯覚できるらしい。
日本の若者が自分らが選んだ政治家の失政で日本経済ががたがたになっているのに目を覆い、隣に住む高齢者の年金が高いからだと嘆く。
その若者の内面は限りなく内向きで且つ病的だと言えないか。
関連して思い出すのは、若い時、ヒットラーは画家を目指した。ウイーンの美術学校に通ったが、ユダヤ系の画学生の絵の能力の水準に打ちのめされ、絵描きになるのを断念。その後、政治家を目指し、ユダヤ人追放を高く掲げ、実行した。それだけでなく、兵士になれない老人をも侮蔑した。
やれやれ。わたしは「お年寄りが幸せなのはいいことだとおもう。」とかいてますよ。そのうえで、自分を客観的にとらえられていない高齢元サヨクを少し皮肉ったら、「内向きで且つ病的」で、ヒットラー呼ばわりとは。
日本より平均賃金が高い韓国で、高齢者は日本より客観的に経済的に大事にされているかどうか、フレデイ タン さん愛読の朝日新聞にも書いてあったことがあるんじゃないですかね。
今思い出すと、団塊を中心とした上下10歳くらいが後期高齢者になったら、介護人材はとても足りなくて、インドネシアやベトナムから人材を入れようというようなはなしがゼロ年代にしきりにされていました。そしていま、現実にベトナムとかからの介護人材はいるようだけど、圧倒的に日本人が日本人を介護している。ことばも伝わりやすくて、日本人らしいマジメな介護をしてくれて、高齢者はしあわせじゃないんですかね。
さて、介護している日本人はいったいどこから来たのでしょうか? そして介護の給与が安いことも日本の平均賃金の低さに大きく関与していますよ。
日本はこの30年停滞しているんだから、そのしわ寄せはどっかに来ます。それが高齢者にきたって、おかしくはなかったんですよ。しかし来なかった。
もうすぐ総選挙だから、候補者の政策をよく聞いてみればいいと思います。もちろん問題がゼロになることはないから皆無ではないけど、高齢者福祉を充実させようという政策を訴える候補者は、20年前と比べてうんと少なく、そのかわりに今の高齢者福祉を持続できるにはどうしようかという訴えが多いはずです。高齢者はどの候補者にとっても大事な票田なのにね。
わたしの支持していない自民党は、こと高齢者福祉については、成功したんですよ(もちろん完璧なものなどこの世にありませんが)。そのくらい認めたらどうかとおもうんですけどね。
平均賃金をあげるような政策をしたら(わたしはしてほしいけど)、介護だけでなく、あらゆるサービス業の価格があがり、その一方、高齢者の収入はそれほど増えないので、高齢者は貧しくなるとおもいますよ。
でも、フレデイ タン さんは、隣に現役層も住んでいることも思い出してくださいね。
今回の総裁選で候補者だった野田聖子は、「日本人高齢者が中国で日本と同様の介護サービスを受けられる5ヵ年計画」を主導しています。中国好きのフレデイ タン さんは真剣にこれで介護してもらうことを考えてみてはどうでしょう。中国製のワクチンもきっと受けられますよ。
https://xn--nagoya-9v7is51d.china-consulate.org/jpn/zlgdt/t1839194.htm
「アメリカは中国に負ける」わたしも読みましたけど、東アジア共同体というと、わたしなどは、自分が高齢者になったときは、どこで介護されるんだろうなあとおもってしまいます。まあそもそもが、今の高齢者ほど豊かかどうか。
経済的にみれば、アメリカは中国にいずれ負けるんだろうとわたしもおもいますが、なんとか中国からのこれ以上の侵入を防いでいれば、そのときこそ、日本がアメリカから自立できるときだとおもっています。そのように中国を利用すべきであると。一方、中国からのこれ以上の侵入をゆるせば、結局、米中両国の狩場となり、この先、何百年も日本は自立できないでしょう。
No.14でしるしたurlは、セキュリティリスクを指摘されて、通常の方法ではみることができないようなので、
http://nagoya.china-consulate.org/jpn/zlgdt/t1839194.htm
に変更します。