p_fさん のコメント
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ルトガー・ブレグマン著『希望の歴史 上、下』(文藝春秋、各本体1800円)は「人間性を基本時に善」を主張する本である。 著者は「西洋では、人間は生来利己的だという見方には神聖な伝統がある」として、トゥキュディデスやアウグスティヌス、マキャヴェリ、ホップス、ルター、ニーチェ、フロイトなどを列挙している。さらにキリスト教にも言及し、「この人間に対する否定的な見方は、キリスト教に最初から浸透していた」と指摘する。 著者は最後に「人生の指針とすべき10のルール」を紹介し肯定的生き方を示している。 1:疑いを抱いた時には、最善を想定しよう。 時々は騙されるという事実を受け入れたほうがはるかにいい、それは、他人を信じるという人生の贅沢を味わうための、小さな代償だ。 2:ウィン・ウィンのシナリオで考えよう。 3:もっとたくさん質問しよう。 市民に発言をさせよう。 従業員に自分のチームを指揮させよう。 子供たち
Wikiを見ると、まだ33歳と若い。B.ラッセルは58歳で「幸福論」を書いた。人生哲学を語るには天才でも それだけの年数が要るのでないか。
TEDカンファレンス、慶應ビジネススクール等で講演もしているという。
TEDでは過去にB.ゲイツも「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」と題して講演している。
アマゾンの「希望の歴史」掲載頁-
「希望に満ちた性善説の決定版!」――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』)著者推薦!
「邦訳が待ちきれない!2020年ベスト10洋書」WIRED日本版選出!
本国オランダでは発売忽ち25万部突破、世界46カ国ベストセラー!
何やら「コウノ人気」のようなデッチ上げ感が漂ってくるが、近刊の「アメリカは中国に負ける」が このご時世、好セールスを期待できるわけでない旨話されていたことを思えば、奇異に映って当然だろう。このネット時代、世の中の支配構造を嗅ぎ付けてきた大衆が、間違ってもナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン」等を読んだりしないよう、ガス抜きを図るべくDSが放った新たなトリックスターかもしれない。
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