p_fさん のコメント
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「すすき」について随想を書こうと思いました。途中で、万葉集に多くの句が読まれていることを知りました。(注: https://art-tags.net/manyo/flower/wobana.html )。紹介しようと思うと字数が多くなります。万葉集でのすすきの句を独立して紹介します。 ・ 陸奥の真野の草原遠けども面影にして見ゆといふものを 笠女郎 ・伊香山 ( いかごやま ) 、野辺 ( のへ ) に咲きたる、萩見れば、君が家なる尾花 ( をばな ) し、思ほゆ 笠金村(吉備笠垂の子) ・ 秋づけば、尾花が上に、置く露の、消ぬべくも我は、思ほゆるかも :日置長枝娘子 (漱石の草枕に彼女が「この歌を咏んで、淵川へ身を投げて果はてました」と記載。 ・ : 我が宿の、尾花が上の、白露を、消たずて玉に、貫 ( ぬ ) くものにもが 大伴家持 ・秋の野の、尾花が末 ( うれ ) を、押しなべて、来しくもしるく、逢へる君かも 蟲麻呂 ・めづらしき君が家なる、花すすき
「結婚とは、男のカネと女の顔の交換」の如く、今や あれこれ身もフタも無くなっているのは漱石の時代の比でない。
アベ、スガ、ヤノ、ネトウヨの辞書に「恥」のハの字も無ければ、「古雅」のコの字も無いことが象徴的だ。
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