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p_fさん のコメント

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p_f
4年半前から少なからず紹介されてきたハーバート・ノーマンにつき、「日本民主化の進展」も当初のご投稿にある。

> この問題を、戦後の日本の出発点から見抜いていた人物がいる。ハーバート・ノーマン(カナダ外交官)である。

だが、日本の大衆でも しばらく社会生活を続ければ、世の中、自由でもなければ、民主的でもないことを嫌でも思い知らされる。わざわざ「見抜く」までもない。自由で民主的な社会にヒラメ、ゴマスリのヘーコラ人間は存在し得ないからだ。しかし、「所詮、そんなもの」で終わってしまうのが大衆だ。そんな世の中にしている権力側に盾突くのは ずっとタブーのままだからだ。H.ノーマンの問題意識は専政/暴政を敷く社会でいいわけがない━それが根底にあったのでないか。
過去記事より-

“戦後の日本は「実は変わっていない。一部の軍人を提供するだけで切り抜けた」と喝破したのはノーマンだ。”

天木直人氏曰く-

「東京裁判は、いま、もう一度、続行し、そして、その裁判には、今度こそ日本国民も参加しなくてはいけないのだ...日本はそこから再出発すべきだ」

“「トカゲの尻尾切り」で切り抜けたまま”は許されないということだ。
No.12
37ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
現在日本の政治を担っているのは、自由民主党、自民党である。 自由民主と名乗っているのだから、「自由主義」や「民主主義」を最重要視しているかと見ろと、宗ではない。むしろ「自由主義」や「民主主義」を抑圧するケースが多い。  この問題を、戦後の日本の出発点から見抜いていた人物がいる。ハーバート・ノーマン(カナダ外交官)である。  ハーバート・ノーマン(一九〇九年カナダ人宣教師の子として軽井沢町で生まれる。1945年 GHQ 対敵諜報部課長。昭和天皇とマッカーサー会談の GHQ 側通訳。赤狩り旋風 → 駐エジプト大使中自殺。)   降伏後、徳川幕府打倒以後と類似。人民は改革運動を自ら開始せず、根源的な力は上から、初めは軍事官僚であり、現在では最高司令官及び占領軍。 ・降伏後の日本の政治状況( 1945 年 12 月まで)と一九一八年の降伏後の独との類似 ・反動勢力に対抗する強力な民衆運動の不在 2、頑迷な反動勢力による敗戦の犠牲
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。