記事へ戻る p_fさん のコメント p_f > 私の頭の中にはいつも小さな庵が浮かんでくる。自分ひとりがすっぽり入る、目には見えない庵である。 旅行では紙一枚でも減らすようにしているため、出会う人から「荷物は?えっ、それだけ?!」とよく感心されるが、日常生活ではどうも上手くいかない。先達ては天木直人氏メルマガにも、「いわゆる断捨離」中であり、「死んでいくときはすべてが要らなくなると思うからだ。」との件があり、身につまされている。いつかスイス/ベルンのアインシュタインが住んでいたアパート(現・記念館)を見学した時も、非常に簡素な佇まいだった印象がある。恐らく、当時も必要最小限のモノだけで暮らしていたに違いない。だが、これは「凡人はゴミ屋敷でいい」ということでない。かつて、旅先で手助けしてくれた東欧出身の若者は、聞けば世界中 彼方此方 訪れている風だったが、何処に住んでいるのか訊くと、「これが私の家さ(笑」と言って、それほど大きくもないスーツケースを指した。スーツケース一つで広がる人生もあるのでないか。 No.5 36ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 随想72 禅語「漁夫生涯竹一竿」と千宗室 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
p_f > 私の頭の中にはいつも小さな庵が浮かんでくる。自分ひとりがすっぽり入る、目には見えない庵である。 旅行では紙一枚でも減らすようにしているため、出会う人から「荷物は?えっ、それだけ?!」とよく感心されるが、日常生活ではどうも上手くいかない。先達ては天木直人氏メルマガにも、「いわゆる断捨離」中であり、「死んでいくときはすべてが要らなくなると思うからだ。」との件があり、身につまされている。いつかスイス/ベルンのアインシュタインが住んでいたアパート(現・記念館)を見学した時も、非常に簡素な佇まいだった印象がある。恐らく、当時も必要最小限のモノだけで暮らしていたに違いない。だが、これは「凡人はゴミ屋敷でいい」ということでない。かつて、旅先で手助けしてくれた東欧出身の若者は、聞けば世界中 彼方此方 訪れている風だったが、何処に住んでいるのか訊くと、「これが私の家さ(笑」と言って、それほど大きくもないスーツケースを指した。スーツケース一つで広がる人生もあるのでないか。 No.5 36ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています 随想72 禅語「漁夫生涯竹一竿」と千宗室 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
旅行では紙一枚でも減らすようにしているため、出会う人から「荷物は?えっ、それだけ?!」とよく感心されるが、日常生活ではどうも上手くいかない。先達ては天木直人氏メルマガにも、「いわゆる断捨離」中であり、「死んでいくときはすべてが要らなくなると思うからだ。」との件があり、身につまされている。いつかスイス/ベルンのアインシュタインが住んでいたアパート(現・記念館)を見学した時も、非常に簡素な佇まいだった印象がある。恐らく、当時も必要最小限のモノだけで暮らしていたに違いない。だが、これは「凡人はゴミ屋敷でいい」ということでない。かつて、旅先で手助けしてくれた東欧出身の若者は、聞けば世界中 彼方此方 訪れている風だったが、何処に住んでいるのか訊くと、「これが私の家さ(笑」と言って、それほど大きくもないスーツケースを指した。スーツケース一つで広がる人生もあるのでないか。
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