• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

あの時代に表現者であることはたしかになかなか大変なことで
あったでしょう。

非加熱製剤事件の時でもエイズ薬害を告発するかどうかの選択を
迫られた内部の人たちがいました。

ボスに弓を引けば地獄が待っている。
そして沈黙を選択した。

薬害爆発。

彼らはたしかに気の毒な立場でした。
誰だってそんな立場には立ちたくないというほどの。

でもね、その立場にいた人にだけ、生ずる責任はあるのです。
気の毒ですがそこから逃げることは許されない。
そしてその時に行ったビヘイビアは容赦のない批判にさらされる。

お前ならその時どうした、などと開き直ることは許されない。

お前がHIVに感染した被害者ならどうする、と言われるだけ。

残念ですがこういう時、後世の評価に耐えうる選択をする人は
日本人にはとても少ないというべきでしょう。
他の国に比べて。
No.6
35ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。