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フレデイ タンさん のコメント

今、ふと藤田嗣治のことが私の頭に登場してきた。実は藤田嗣治も軍の注文に負けた。多くの戦争高揚画を描いた。しかしその絵には宮本三郎たちの俗物の絵とは違う品格があるから不思議。恐らく藤田嗣治は春画と違う感覚を表現しようと最大の努力をしたのだろう。

戦争が終わって、画家の戦争協力者も戦犯に問われるという噂が飛び交い、宮本三郎たちが藤田嗣治に戦争画壇を代表して占領軍に自首してくれと頼んだのだ。藤田嗣治はこのような俗物集団の日本人画家に絶望してフランスに亡命し二度と日本に帰って来なかった。

今、日本の社会を見るにつけ、反戦芸術家が皆無ではないか。もう既に春画やエロ小説を世に出しているのだろうか。もしそうなら、嘆かわしいこと甚だしい!
No.3
36ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。