• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

北京オリンピックのスポンサーは多いが、なかでも最上位のものは、「ワールドワイドオリンピックパートナー」と呼ばれている。日本からは、トヨタ、パナソニック、そしてブリヂストンが名を連ねている。

鳩山由紀夫氏はツイで「岸田総理が北京五輪のいわゆる「外交ボイコット」を表明した。云々」と述べ、岸田氏を批判している。しかし、鳩山氏とブリヂストンの関係を知らぬ者はいないだろう。さらに、鳩山氏は母親安子氏(ブリヂストンの大株主)から毎月1500万円の「こども手当」を受け取っていたこともさほど古い話ではない。

鳩山由紀夫氏は北京オリンピックにおいて強い利害関係者であることが想像できる。

鳩山由紀夫氏は、「一般財団法人 東アジア共同体研究所」の理事長をつとめる。孫崎さんは理事だ。「一般財団法人 東アジア共同体研究所」が鳩山氏からどういう資金関係があるのかないのか不明だが、「一般財団法人 東アジア共同体研究所」、さらには孫崎さんも、北京オリンピックにおいて利害関係者であるかもしれない。

念のためだが、わたしは鳩山氏や孫崎さんがそういうことで自分の言論を歪めているとはまったくおもっていない。しかし、こういうのは、まず「形式」が問題なのだといわれれば、うなずく人々も多いだろう。

ここでこの話は今回の話題につながる。なにか「内政干渉」だ、「内政干渉」はいけない、という論調がある。それ自体に反論するのも造作はないが、本質的には、これは中国のほうが疑念を晴らすべき問題なのだ。それがこの問題の「形式」である。
No.8
33ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。