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北京五輪と内政不干渉の原則 :国連憲章第二条「国内管轄権内事項に干渉する権限を国際連合に与えるものではない」日中平和友好条約(78年)「内政に対する相互不干渉の原則に従う」。内政不干渉は相手の行為が善と認めることでない。干渉が新たな混乱を招く。それを回避。
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北京五輪と内政不干渉の原則 :国連憲章第二条「国内管轄権内事項に干渉する権限を国際連合に与えるものではない」日中平和友好条約(78年)「内政に対する相互不干渉の原則に従う」。内政不干渉は相手の行為が善と認めることでない。干渉が新たな混乱を招く。それを回避。

2021-12-25 08:17
  • 18
 
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他8件のコメントを表示

<五輪派遣者に対して日本政府は内政干渉的発言をしていない。>

外交の基本原則を貫いている。
相互主義に基づく3名の派遣であり、中国は「内政干渉」という指摘はしていない。
ただ、北京オリンピックの支持を要望している。
米国は何ら表明していないが、基本的には日本の事情を鑑み了解していると見たい。

人権問題は、オリンピックと切り離して、中国非難というより、人権尊重を忍耐強く要望していくべきでしょう。
ただ、日本が外交で要望して聞く耳を持つかどうか、持たないということがはっきりしているのが対中国外交のジレンマでしょうか。

No.10 28ヶ月前

ウイグル等の問題を米国と中国という観点から見て、中国擁護論に傾く議論が多いと感じる。

数日前にながながと歴史の話を書いたが、ウイグルは清朝から独立しようとしていた。その点では漢族とかわらない。そのままいけば、オスマン帝国後の国々のように、ウイグルも独立でき、漢族と隣接する国をつくれたかもしれないが、漢族の侵略により、独立できないでいる。

ここまでには、米国は関係ない。またウイグルのひとびとは、どこかに扇動されて独立運動をしているのではない。さらに、ウイグルは「歴史的発展と社会的環境で現状にある」のではない。漢族の侵略により現状にあるだけだ。

「人権」は本来は「独立」とは別で、「独立」こそ先に問題にすべきだ。ただ、「独立」が問題にしにくい一方、どうにもあまりにひどい状況があるとおもわれるので「人権」が問題にされている。米国が「人権」を問題にして扇動し介入しようとするのはいつものことだが、百万回それを指摘しても、ウイグルの人権状況は改善しない。

なお、わたしは(この場でも)もうずっと以前からウイグルの問題を指摘しており、扇動されているというような意識はない。中国には侵略をやめてもっと良い国になってもらいたい。米国にも同じことを望んでいる。

孫崎さんは今回ウェストファリア条約に言及なさっているが、これは神聖ローマ帝国が解体したなかから主権国家が形成されていくことに伴うものだ。これをあてはめるなら、清帝国が解体するなかで、ウイグルは当然独立した主権国家となり、漢族の国と相互不可侵、内政不干渉とを約束すべきであっただろう。

No.12 28ヶ月前

それにしても日本国内では「人権」という言葉が大嫌いなくせに、
人権派弁護士と聞けば左翼弁護士だと悪罵を投げる連中が
チベットだのウイグルだのとなると人権大好きになるのは
とても興味深い。

世界で一番人権に敵対するのはひっきりなしに他国を軍事攻撃して
他国の人々を殺す米国だと思うがそれについては何も言わないのが
ふしぎ。

ただし中国については難癖であっても文句を言うのはよいと思う。
わたしは中国が新疆ウイグル自治区で核実験を行うことをずっと
問題だと思ってきた。

やるんなら漢族の土地でやれとね。

これは東京電力が東北に原発を作るのと同じ構図。

北朝鮮は当然ながら朝鮮族の土地でやっている。

No.13 28ヶ月前

>>8
鳩山氏の批判かい?論理を展開してもらいたいね。右翼はすぐに個人的な話にすり替える。止めてもらいたないね。

No.14 28ヶ月前

>>12
ウイグルに行ったことが無いのによく言うよな。私の友達のウイグル人が米国が送り込むテロリストが最も危険だと言っている。中国人の支配下にあって生存しているからこそ中東みたいなカオスにならないで安定して生活出来ているとも言っている。

ついこの前まで200万人いた人口は既に1000万人を超えている。

CIAが許可を出す文物で物事を言うのはやめてもらいたいですね。

No.15 28ヶ月前

>>14
最後のところ、ろれつがなくなっている。「止めてもらいたいね」が正しい。

No.16 28ヶ月前

>>13
漢族もウイグルも無いですよ。あの砂漠は米国で言えばアリゾナとテキサスを合わせたような地域です。インデアンをジェノサイドしたヤンキーが騒いでいるだけですよ。身に覚えがあるからこそ言える発想でしょう。

習近平の演説からの雰囲気では中国民族は蒙古人もウイグル人もチベット人も包含されているようです。中国人民と言えばいいのに何か紛らわしいですね。

りゃんさん流に言えば、漢民族は中原のごく限られた地域に住む人々のことで揚子江以南の人々を南蛮人と呼んでいたということです。帝国が拡大して行って、漢民族の範疇が拡がって行ったと毛沢東先生も何処かで言っていました。日本だって薩摩隼人と言われる原住民が南方にいて北部には蝦夷がいてアイヌがいたんですが、今じゃ、廃語になっているけど明治政府は大和民族にひとくくりしました。

沖縄人は本土の人間をヤマトンチュウとひとくくりにして自分らをウチナンチュウと民族として自認してます。ヤマトンチュウが中国と再度戦争して負ければ、ウチナンチュウは念願の独立を果たせると思っていることでしょう。

No.17 28ヶ月前

TWTR:えっ。やっぱり。━今後会見ではブチハイエナの着ぐるみ着て、「腰砕け首相」をアピールするのがいいのでないか。

No.18 28ヶ月前

わたしの議論にたいしていくつかご指摘があったとおもうので、何点か説明いたします。

1,人権派弁護士について

中国では、人権派弁護士がサヨク弁護士だとか「小学生」だとか悪罵を投げられることはなさそうですね。中国では、人権派弁護士はほとんど存在できませんから。

2,原発の立地について

日本も北朝鮮も中国も、原発は首都や人口密集地にはないとおもいます。一方、ウイグル問題は、中共がウイグルを侵略したうえで非常にきびしい人権侵害を大規模におこなっているという問題であり、この問題は、日本や北朝鮮にはいまのところありません。
つまり、原発の立地について各国共通の問題はあるとおもいますが、それとウイグル問題は同列ではありません。

3,鳩山氏について

米国メディアをみていると、北京オリンピックのスポンサー企業にたいして注文がつけられはじめています。これは過去の流れを見ても、当然予測されることでした。
鳩山氏は元総理であり、政界復帰がうわさされている人物であり、ブリヂストンの大きな利害関係者であることは明白な人です。そして、北京オリンピックについて政治的な発言をツイッターでしています。
実際に日本で今後どうなるかはわかりませんが、鳩山氏が北京オリンピックについての自己の発言について説明を求められる場面は、むしろいずれあって当然だとおもいます。そういう意味でわたしは「個人的な話」をしているのではありません。
なお、わたしは、「人権派弁護士と聞けば左翼弁護士だと悪罵を投げる連中」というのは、実際にはあまり記憶がない(もう少しアタマのいい批判がなされていることが常だとおもう)のですが、「右翼」はこんなふうに批判されるのですね。

4,「中国人の支配下にあって生存しているからこそ中東みたいなカオスにならないで安定して生活出来ている」「200万人いた人口は既に1000万人を超えている」について

ウイグルの人口については、漢族の人口流入や混血があり、ウイグル族の人口がどうなのかについては疑問があります。その点はおくとしても、「日本の支配下で安定して生活が向上した」「人口が増えた」というのは、「ネトウヨ」が日本の朝鮮支配を正当化するときの定番の理屈(そして客観的事実)であることを思い出せばいいとおもいます。

「ネトウヨ」は今回は「質の低い右寄り言論をするヒトビト」の意味で使っており、わたしはそれは「ネトウヨ」のもともとの意味とは違い、また蔑称であるともおもっているので普段はつかいませんが、今回は特別に「質の低い右寄り言論をするヒトビト」の意味で使用しています。フレデイさんのロジックは「ネトウヨ」と同じであることに注意すべきです。

「私の友達のウイグル人」が実在するのかどうか知りませんが、日本の挑鮮支配を歓迎した朝鮮人は多数実在したし、たとえばアフガンでもソ連を歓迎したアフガン人は多数実在したし、米国の支配を歓迎したアフガン人が多数いたことは、最近見たばかりではないでしょうか。

なお、わたしはあまりに日本の朝鮮支配が過酷であったという語られ方をするときには、「日本の支配下で安定して生活が向上した」「人口が増えた」という事実を指摘することはありますが、それをもって朝鮮支配が正当化できるとはおもっていません。深く反省し、二度とそういうことのないようにと思っていますよ。

5,漢族の範囲について

近代以前のことと以降のことは同列に論じないのは人類の知恵だとおもいます。ロジックだけでつきすすむと、上野千鶴子のような(ふつうは)おかしいとおもわれることを言い出します。

そのうえで、辛亥革命のころ(もちろん近代以降です)には、新しくできる漢族の国の範囲をどうするかとか、ウイグルやチベットとの関係をどうするかという議論が実際に漢族のなかでありました。

その後、「やれる」とみて、ウイグル等を侵略しているわけです。そして、いまや「中華民族」をでっちあげようとしている。フレデイさんの言っているのは、中共の御用学者の議論です。

No.19 28ヶ月前

ところで、わたしは北京オリンピックの「外交ボイコット」について米国に同調することには反対している一方、日本の国会でウイグル人権侵害批難決議をすることには賛成しています。

このウイグル人権侵害批難決議には、政党でいえば、共産党も立憲民主党も、国民民主党も賛成しています。

孫崎さんはじめ、「野党共闘」に賛成している人々は多いとおもうのですが、そのなかで、、日本の国会でのウイグル人権侵害批難決議には反対なヒトビトはここをどう整理しているのか、わたしには不明です。

決議に及び腰なのは、自民党、公明党、財界ですね。行動がおなじであれば、同じ仲間に見られちゃうとおもうんですが。

No.20 28ヶ月前
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