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changeさん のコメント

高校生時代から、「歴史を学ぶ」ということの教育に違和感を持っている。特に年代を含めて事件の内容より関係人物の名前などの暗記が強要され点数評価され合格不合格と判定されることである。事件に対する見解を問われることはない。

特に人間は事件を忘れられるから生きていけるのであって忘れられないとしたら生きていくことができないのではないか。多くの人が狂ってしまうのでしょう。生きていく秘訣は忘れることにあると高校時代から割り切って生きてきた。

戦争だけでなく悲惨な事実は世の中にいっぱいあり、事実は事実として心に刻むことは人間として必要なことであり心を寄せることがあって当然である。ただ、事件というものは加害者と被害者がおり大きく見れば被害者だけでなく加害者にもそれなりの事由があり双方の気持ちを心に移入すると判断に戸惑うことがしばしば起きる。

物事ってものは見る人によって好ましいものであり、時と場所が異なれば好ましいものでなくなってしまう。やはりこの疑問にまともに対峙する時期があってしかるべきであるがその時期を外すと自分の見たことを正義とみて他の見方を排除することが多くなってしまうのでしょう。

心を白紙にして絵画を見て日本人は関心を持たないというより、見たことに対する見解を求められても回答することに戸惑うということがあるのでしょう。よく理解できる。
No.1
34ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ナチス・ドイツが第二次世界大戦中にユダヤ人に対して行ったアウシュビッツ強制収容所の話は歴史に興味がある日本人ならほぼすべての人が知っている。『アンネの日記』もその関連だ。600万以上の部数が売れたという。   1942 年 2 月下旬から、カリフォルニア州やワシントン州、オレゴン州とアリゾナ州、ハワイから一部の日系アメリカ人及びまだ国籍を取得していないが同地に共住していたと日本人移民約 120,000 人が強制的に完全な立ち退きを命ぜられ( 78% が市民権を有する二世、三世)、強制収容所に入れられたことについて、小説や歴史書を読んだり、映画を見た人はいるだろうか。まずいない。  ではそういう題材がないのか。立派に存在する。ミネ・オオクボ「市民13660号」がその一つである。ミネ・オオクボは 1912 年カリフォルニア州で生まれ、。カリフォルニア大学で学士、修士(美術と人類学)を得、奨学金で欧州で学び、レジェに師
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。