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フレデイ タンさん のコメント

私は米国の社会科学者を信じません。日本の国際政治の学問も胡散臭いと感じてます。その理由として、米国の権力の本質をつきつめ相対化し客観的に批判する立場を取らないからです。このような状況では米国からも日本からも国際政治面での上級の理念を生む出すことは難しい。

去る2月4日にプーチンと習近平が共同声明を発表した。米国はともかく隣国の日本では声明の全文をテレビマスコミは国民に伝えるべきだ。しかし、伝えて無い。隠している。隣国に対して日本のメデイアとして失礼にならないだろうか。これは推測だが、中南米諸国、アフリカ諸国、アセアン諸国、大ユーラシアではメデイアは国民に伝えているだろう。

この声明は
1.民主主義はG7の専売特許でないと言い切っている。それに伴い、国連憲章を守り、民主主義であるかどうかは、各国の人民の判断に任せるべきこと。
2.平和、発展、協力を強く打ち出し、戦争、破壊行為を否定していること。
3.中国人民が唱える人類運命共同体をロシアが積極的に評価していること。
等々強調されていて、台湾、ウクライナで戦争行為を目論むG7とは大違いだ。

私はこのサイトで何度も言って来たが、米国の軍産複合体、遺伝子組み換え食物、ワクチンで世界を支配し、米軍事産業、米農業、製薬業の利益の極大化を最終目標にするワシントン政治に未来は無いことを改めて確認したい。

西欧諸国はそれに気が付いて来ているように見えているが、日本、カナダ、オーストラリアは反動的に動いている。これら諸国は大きな代償を払うことになるだろう。


No.5
32ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。