ロシア、欧州に「酔いを覚ます」必要性を指摘━モスクワは、ロシアとヨーロッパの関係が「再評価」されるタイミングを明らかにした（RT 2022/4/2）
https://www.rt.com/russia/553184-moscow-europe-mending-ties/

ロシアとヨーロッパの関係を修復することはまだ可能だが、それは後者が「アメリカのバーボンの酔いを覚まし」、アメリカの影響力を取り除いたときにのみ実現すると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は土曜日に述べた。

「解決策は常にある。どんな対立からも、どんな困難な状況からも、必ず出口がある」とペスコフ報道官はロシアのメディアに語った。

しかし、ロシアとEUの関係は近い将来に改善される可能性は低いと彼は認めた。モスクワは、ヨーロッパが自国の運命に責任を持つのはアメリカではなく自分たちであることを認識したときのみ、それが起こることを期待している、と彼は付け加えた。

「ヨーロッパ人がアメリカのバーボンの酔いを少し醒まして、自分たちの大陸、ヨーロッパ、もしかしたらユーラシアの運命は自分たちで何とかしなければならないとようやく理解したとき、それが実現するだろう－それは近い将来の問題ではない－が、そのときこそ我々の関係を見直すときだ」と、ペスコフは述べた。

すでに緊張状態にあったモスクワとEUの関係は、2月下旬にモスクワがウクライナで大規模な軍事攻勢を開始した後、悪化の一途をたどっている。欧州は新たな反ロシア制裁の大波で対応し、ロシアの金融・エネルギー部門を標的にし、メディアを検閲し、渡航経路を断絶させた。（以下省略）