• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

G7とか言われる集団は自らを自由と民主主義の国家集団と名付けていますが、実はファシズムなんです。その代表格の米国のファシズムが際立っていることの一つは、民族や人種の生活共同体的連帯をことのほか嫌っていることです。何故そうなるか?生活共同体の概念そのものが資本の利益が最優先されるファシズムには真っ向から背反するからなのです。従って、米国はその連帯を破壊することに建国以来余念がありません。

米国はスラブ民族の大義を掲げるロシアと和解することはないのです。両者はライオンと虎なのです。同様に米国が人民の利益を高々と掲げる中国とも全面和解なんてことは米国がファシズムを放棄しない限りありえません。

ロシアは米国に共存共栄を提案して来たが悉く否定され、逆にロシアの首根っこをも襲えるウクライナを手中に収め、生物兵器基地、核ミサイル基地を秘密裏に作り上げようとしたので、今回侵攻してリスクを取り除いたのです。今後はポーランドからウクライナに送り込まれるアルカイダやネオナチを叩き続けることになるでしょう。ロシアは西欧とはおさらばということになるのです。ロシアは今後アジア、中南米、アフリカ地域との経済関係を強化し、非米ドル圏の構築に力を入れて行くことになるでしょう。

ファシズムそのものに化した日本のメデイアにしっかり洗脳された日本人はG7以外の国々でロシアが理解され受け入れられていることを知らないのです。日露戦争の時と同じセンチメントに浸って官民そろって大騒ぎしてます。そんな日本人ですから、米国の未来が手放しで喜べる状態に無いことを知る由もありません。世界が多元化に向かって動き出しているのに「ドルは永遠なり!」と信じ込んでいるのです。とても残念なことです。
No.11
31ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。