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ただ、ロシア・ウクライナ戦争を通じて感じるところがある。西欧人に比しアジア・中近東人の命が軽んぜられているのではないかということである。鳩山由紀夫氏も指摘しておられる。
中東とかアジアで同じような戦争があっても、今回の西欧のように細かく報道されることがない。
西欧に比べて中近東、アジアにおいては独裁強権的国家が多く人権意識が低いというより無視されており、どこの国の報道機関も戦争の前線に出て真相を伝えないということが大きいのではないか。特に中近東、アジアの戦争は中近東、アジアの記者が報道しなければ西欧の記者が命を懸けて真相を究明しない。
人権に対する意識が低い国は、報道報道も低くなるということではないか。日本もこの点では欧米に仲間入りすることはできない。必ず経済的利益と命を天秤にかけて経済的利益を優先することが多い。命は経済的問題と別次元の問題であることが分かるには命をかけた戦いが不可欠なのでしょう。残念ながら日本にはない。
アメリカの軍事専門家は24時間でウクライナ軍を無力化した。ロシア軍は20万足らずの自軍と60万を超えるウクライナ軍に当初より消耗戦でなく、機動戦、心理戦を駆使した。それは戦略的縦深攻撃作戦で敵の補給を切断し、師団レベル、旅団レベルの攻撃を不能にする。西側から供与された武器はロシア軍に鹵獲されている。キエフにおけるフェント攻撃は敵を欺罔するため。もとより占領目的はない。孫崎さんですらだまされた。その役割を終え撤退しその戦力を休ませ東部投入を待つ。ドンパスの東側にいる6万のウクライナグ軍主力にたいしては固定化攻撃をかけ身動きできないようにしている。オデッサは水陸両用艦でウクライナ軍を凍結状態に置く。そしてクリミヤとロシアルートを貫徹するため。その陸橋となるマリンポリを制圧し、東部ウクライナ軍に総攻撃をかける。次に黒海沿岸を制圧、実効支配する。ウクライナは内陸(農業)国家になり非力化され、紛争国家となりNATOに加盟できなくなる。
米国は中国の核の躍進を警告━戦略的抑止が失敗した場合、他の防衛計画は機能しない、米戦略軍が警告したとされる(RT 2022/4/5)
https://www.rt.com/news/553358-us-china-nuclear-arsenal-threat/
ブルームバーグが月曜日に報じたところによれば、米戦略軍トップのチャールズ・リチャード提督は、米国議会での公聴会のために準備した証言の中で、中国は世界の安全保障のバランスを大きく変えることに相当する核武装能力の躍進を目前にしていると書いているという。
この司令官は、火曜日に行われる非公開の公聴会で、下院国防予算小委員会に出席する予定だ。中国の戦略核兵器の「息を呑むような拡大」は、ワシントンへのリスクの急速な拡大を意味する、とリチャード氏は考えている。
提督が特に言及しているのは、北京が2021年7月に行った大陸間弾道ミサイル発射型の極超音速グライダー実験である。証言によると、この作戦では極超音速機が約4万キロメートルを100分以上飛行した。これは「これまでのどの国の陸上攻撃兵器システムでも最大距離と最長飛行時間だった」とされる。
中国のこのような技術的進歩は、「戦略的安定性に対する深刻な影響」を意味するとリチャードは警告し、米国の軍事能力と戦略は、「戦略的抑止力、特に核抑止力が維持されるという前提」に依存していると付け加えた。
「戦略的抑止や核抑止が失敗すれば、統合的抑止も国防総省の他の計画や能力も設計通りに機能しない」とも付け加えた。その結果、アメリカは、膨大で近代化された核兵器を保有する2つの潜在的敵対者に対処しなければならないかもしれないと、アメリカ戦略軍は考えている。中国とロシアである。
この二つの国は現在、「あらゆる領域で、世界中で、あらゆる国力の手段を使って、いつでも、あらゆるレベルの暴力に一方的に紛争をエスカレートさせる」能力を持っていると、提督は証言で書いているようである。
リチャードはかなり以前から戦略バランスの急激な変化を警告していた。彼はすでに、2021年10月の欧州訪問の際に、中国とロシアの核戦力が合体すれば、米国は「未知の海域」に突入すると述べている。その際、北京は今や「あらゆる可能な核の採用戦略」を実行する能力がかなりあると警告もしている。
アメリカのメディアは-少なくとも2021年半ばから-、北京が西部の砂漠に100基以上のミサイルサイロを建設しているとされることを報道してきた。そして今、リチャードは、北京がアメリカ大陸に到達するための「強固な」能力を提供する、それぞれ約120基のサイロを持つ「核ミサイル場」について話している。
米国提督はまた、モスクワと北京が「威圧的」戦略を展開していると非難し、米国は「立ち向かえる」ように準備するべきだと述べた。特に、ロシアは「エスカレートからデエスカレートへ」という戦略の一環として、潜在的な紛争においてNATOの軍事圏を立ち退かせるために、非核保有国に対して小規模な戦術核攻撃を行うことができると主張した。
提督はまた、モスクワがTu-160戦略核搭載爆撃機計画を再開したことにも注目しているようで、それを「冷戦以来見られなかった成果だ」と述べている。
北京は先週、バイデン政権が中国を「最も重要な戦略的競争相手」と呼んだことを受け、中国とロシアを「封じ込め、抑圧」しようとするワシントンを非難した。中国外務省の王文斌報道官は当時、アメリカに対して「架空の敵を設定し、他国の正当な安全保障上の懸念を無視し、ブロック対立を煽る」ことを忠告し、封じ込めの試みは成功しないと付け加えた。
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米戦略軍(USSTRATCOM)は言う:「中国、ロシアは、あらゆる領域で、世界中で、あらゆる国力の手段を使って、いつでも、あらゆるレベルの暴力に一方的に紛争をエスカレートさせる」能力を持っている━悪い冗談でないの。「能力を持っている」どころか、実際にやってきたのが他でもない米国(DS)だ。
「ウクライナの次は日本だ」と公言したも同然でないか。この「米戦略軍」は知らなかったが、こんな記事があった-
米戦略軍が新年のご挨拶を申し上げます━米戦略軍は、その真の価値観を明らかにした新年のツイートを削除したと、ケイトリン・ジョンストンが説明(コンソーシアム ニュース 2019/1/1)
https://consortiumnews.com/2019/01/01/stratcom-wishes-you-a-very-scary-new-year/
米戦略軍(米国防総省の核兵器保有部門をカッコよく言うなら「ストラトコム」)は、大晦日のツイートが不評だったとして謝罪し、その後削除された。
「#タイムズスクエアの伝統は、大きなボールを投下することで#新年を迎える...もし必要なら、我々はもっと もっと大きなものを投下する#準備ができている」と、問題のツイートには、ステルス爆撃機B-2が、「ステルス」「準備」「死を招く」などの文字を画面に表示しながらで飛行し、バンカーバスター爆弾で大爆発を引き起こす動画を添付しているのだ。このツイートは、「#平和は我々の職業」という表向きは皮肉でないハッシュタグで締めくくられている。
戦略司令部は「前回の大晦日ツイートは悪趣味で、われわれの価値観を反映していない」とツイートしている。「我々は謝罪する。私たちはアメリカと同盟国の安全保障に専念しています。」
この発言は明らかに嘘である。もちろん「安全保障」に関する部分だ。というのも、絶え間ない軍事的暴力と侵略で世界を支配することは安全保障と何の関係もないからだが、「我々の価値観を反映していない」という部分でもある。米軍がこの投稿を削除して謝罪したのは、何百人ものコメントから怒りの反発を受け、その不気味なメッセージがTwitterで拡散されたからであって、自分たちの価値観を反映していないからではない。彼らの価値観が完璧に反映されていたのだ。(以下省略)
「米戦略軍」もDS丸出しということだ。
>>13
世界、日本のほとんどの人が認めていることです
⇒私のコメントを読んでいただけませんか、西側世界、日本のほとんどの人が認めていることです。なら同意しますよ。
私だけが言っているのではない
⇒論点は事実かどうかです。西側世界が言っている事=事実であるというのに矛盾を感じませんか。
>>15
さすが。レーニンさん。明解で矛盾ない見通しですね。
>>13
米国と名誉白人国日本とアングロサクソン系の白人崇拝国が新聞テレビを使って「事実だ事実だ」と大騒ぎしても、ロシアはびくともしません。
国際機関?そんなものありませんよ。その手のものも全部金でどうにでもなる機関ですよ。一応真面目に且つ公正な姿勢でチェックする人にはそう言うことはもう常識なんですがね。
>>19
わたしは日本で報道されるもので判断しています。
フェイクだという証拠が出てこない限り報道されているものを信じます。
フェイクの証拠を示すことが大切です。頑張ってください。
> だが米国、戦争しろと武器新たに提供でこの環境阻止。
何故か。この紛争の本質がロシアxウクライナでなく、ロシアx米国(DS)だからだ。
DSにとって、せっかく望んた通り戦争が始まったのに、そうカンタンに和平に持って行かれたら台無しだ。
要は、今次ロシアのウクライナ侵攻もまた、DSにしてみれば「新たな真珠湾攻撃」だったということだ。
伊藤千尋著「反米大陸」(2007)-
「中南米の歴史は、アメリカから収奪され続けた歴史である。中南米の富を武力で吸い上げたからこそ、アメリカは大国に成長できた。アメリカが太るにつれ、中南米は やせていった。アメリカは過去に中南米で行ってきた侵略の方式を、そのまま今、世界に広げている。
リメンバー方式-
二〇〇一年九月一一日にアメリカを襲ったテロの日、私はロサンゼルスにいた...耳を疑う発言が飛び交っていた。「リメンバー・パール・ハーバー(真珠湾を忘れるな)」。ブッシュ大統領を始め...日本軍によるハワイ奇襲を、例に持ち出したのだ...彼らが真珠湾にこだわったのには、歴史的な理由がある。アメリカは過去の大きな戦争で、常に相手に先制攻撃をさせ、あるいは先に卑劣な軍事行動をとったと宣伝し、正義の名において宣戦布告してきた...やられたことを忘れるな、卑怯な相手の行動を思い出して聖戦に立ち上がろう、というわけだ。」
最近の天木直人氏メルマガでも「アメリカ侵略全史」(ウィリアム・ブルム著/作品社)という本が改めて紹介された。米軍とCIAの介入、工作、テロ、政権転覆の膨大な記録だという。まだ未読ながら、今次ウクライナ紛争もその延長線上にあるのだろう。
「生物化学兵器 使用間近!」「ブチャで虐殺をやった!」等々、西側(DS)は金切り声を上げてプーチン/ロシアを極悪非道と罵声を浴びせ続けているが、日本人を除けば、世界の大半はDSの魂胆など もはや「またかよ」と見抜いているのでないか。
「絶望を悟った」ウクライナの海兵隊が集団降伏した理由-Olga Lebedeva(藤原直哉氏TWTR経由 プラウダ 2022/4/6)
https://military.pravda.ru/news/1696164-sdalis_ukrainskie_morpekhi/
ドンバスでは、ウクライナ軍の外国人部隊でもあるウクライナ国家保安隊の戦闘員が、民間人にまぎれてロシアの特殊作戦部隊に必死に抵抗している。彼らの蛮行は、ほとんどノンストップで報道されている。
しかし、ここ数日、-非常にありそうなことだが-何らかの突破口が開かれている。そして、ウクライナ軍のいわゆる「精鋭」は、闘志を失い始めている。例えば、4月4日、267人のウクライナ海軍の海兵隊員が武器を捨てて降伏した。これは、チェチェン共和国の首長ラムザン・カディロフが最初に発表したものである。その後、州議会のアダム・デリムハノフ議員が捕虜となった海兵隊員に話しかけ、ジュネーブ条約に厳格に則った扱いを受けることを保証するビデオが公開された。
ウクライナ軍で最も戦闘力の高い部隊の戦闘員が、なぜ突然戦場から逃亡したのか?黒海艦隊に勤務し、ウクライナ軍の隊列にバンデライズムの出現を見たヴォロディミル・ダンディキン大尉は、ウクライナ軍海兵隊の「戦闘とモラルの崩壊」がすべての原因だと考えている。
軍事専門家によると、1993年、黒海艦隊の旧海兵隊を基に部隊が創設された時、「大隊の副司令官がステパン・バンデラの歌のディスクを持っていて、カナダからの贈り物だと言っていた。」
「彼らは本格的な装備と武器を持っており、AFUの空挺突撃隊と並ぶ精鋭部隊であった。」
「マイダンの後、この海兵隊の大隊は最も意欲的で、ほとんど唯一の部隊としてウクライナにほぼ全面的に赴いたことが判明した。そして、ドンバスに放り込まれ、国家安全保障軍と一緒に戦ったのです。そして、残虐性という点では彼らと大差はなかった。」
ウラジミール・ダンディキン氏は、「しかし、今、彼らは、免罪符と楽勝の時代は終わったと悟ったのだ」と考えている。そして、誰も彼らを救済してくれない。だから、彼らは自分たちで自身を救済することにしたのだ。
軍事専門家は、投降した267人の海兵隊員は「先発」役だと考えている。他の戦闘員も精鋭か否かに関わず後に続くだろう。
>>20
おめでたいと言うか、日本人全体が貴殿みたいだからどうにもなりません。お手上げですね。