今回のウクライナ侵攻は米国支配層の陰謀だと見れば、全て説明がつきます。

陰謀と言えば、９．１１です。ハリウッド型のシナリオに基づき、自国民をも殺した凄惨な自作自演劇でした。アルカイダと言われるテロ集団にニューヨークのビルを壊させ、イラク戦争とアフガン戦争を正当化させ、結果、イラクでは石油の利権を獲得、後者ではヘロイン原料を独り占めすることに成功したのでした。それに伴い、米国支配層にとって垂涎の的だった愛国法を無理なく成立させ、米国支配層は米国を今やナチスドイツを超える壮大なファシズム国家に作り変えることに成功してます。

今回はロシアのウクライナ侵攻をひねり出しロシアへの経済制裁を正当化させました。ロシアは米国のシナリオを詳細に十分諜報していて待ってましたとばかりに、柔道で言えば「返し技」で応じてます。日中戦争時、中国は日貨ボイコットに訴え、日本をハイパーインフレーションに追い込み惨めな敗戦に導きました。ロシアはそれを学んで実践に打って出ます。

バイデン氏は軍産複合体と製薬会社に未曽有の期間利益を提供しましたが、今後、ロシアの米ドルボイコットが米国をハイパーインフレーションに追い込むことになるでしょう。金利の上昇はウオール街にとって致命的です。西側はロシアのレジームチェンジを囃し立ててますが、米国のレジームチェンジの方がより可能性の高い出来事になると言えましょう。