記事へ戻る p_fさん のコメント p_f > 世界の舞台でのロシアの孤立をはっきりと示したもの 朝日と同様、イザとなれば「DS側」丸出しになるNYTがこんな風に書いたところで、それが余りに一面的見方であるのは、昨日の植草一秀氏ブログ、「米国の横暴が通用しないG20」でも明らかだ。それでも西側は「ロシア、背水の陣!」「ロシア、孤立無援!」「ロシア、絶体絶命!」等々、ギャグマンガみたいに書き続けるのだ。先の米大統領選でのトランプに対する血走ったネガキャン総攻撃とよく似ている。やらせている連中が同じ(DS)だからだ。 > 米国の号令一下で決着の時代去る。 やはり力を付けた中国の存在が非常に大きいのでないか。 石川禎浩著「中国共産党、その百年」(2021)によれば、今も中国に色濃く残っていると考えられる「歴史的思考方法」は、次の3つの思考パターンに大別されるという- ①国外の敵勢力・反共勢力は、共産党の支配を転覆させるべく、日ごろから陰謀や情報戦をつかって、絶えず中国を撹乱し、挑発し、若者を使嗾して体制の瓦解をもくろんでいる。(和平演変論) ②国際政治は、結局のところ、弱肉強食の競争原理で動いている。強くならなければならない。美辞麗句や理想論を並べても、弱いものはやられ、弱国には外交はないのだ。(社会進化論) ③中国近代の歩みは、文明の落伍者となった者が虐げられ、反発し、奮起して進歩し、欧米列強に立ち向かった苦闘の歴史であり、それは代々語りついでいかねばならない。(歴史論) 石川氏は、これらを個別に解説される中、1999年5月に起こった在ユーゴスラビア中国大使館の誤爆事件とそれへの中国の対応についても触れている- “中国はNATOの介入に反対していた...アメリカ側は...「誤爆」だとして謝罪したが、中国共産党指導部は「誤爆」ではありえない、中国の体制崩壊を企図した陰謀・挑発だと激しく反発した。” これで中国がロシア側に付くのはバカでも判る。もはやトチ狂ったDSは、世界を道連れに核のボタンを押すつもりでないか。 No.36 30ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています G20財務相・中央銀行総裁会議、ワシントンにて。ロシアの財務相ビデオ参加。発言時、米英... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
p_f > 世界の舞台でのロシアの孤立をはっきりと示したもの 朝日と同様、イザとなれば「DS側」丸出しになるNYTがこんな風に書いたところで、それが余りに一面的見方であるのは、昨日の植草一秀氏ブログ、「米国の横暴が通用しないG20」でも明らかだ。それでも西側は「ロシア、背水の陣!」「ロシア、孤立無援!」「ロシア、絶体絶命!」等々、ギャグマンガみたいに書き続けるのだ。先の米大統領選でのトランプに対する血走ったネガキャン総攻撃とよく似ている。やらせている連中が同じ(DS)だからだ。 > 米国の号令一下で決着の時代去る。 やはり力を付けた中国の存在が非常に大きいのでないか。 石川禎浩著「中国共産党、その百年」(2021)によれば、今も中国に色濃く残っていると考えられる「歴史的思考方法」は、次の3つの思考パターンに大別されるという- ①国外の敵勢力・反共勢力は、共産党の支配を転覆させるべく、日ごろから陰謀や情報戦をつかって、絶えず中国を撹乱し、挑発し、若者を使嗾して体制の瓦解をもくろんでいる。(和平演変論) ②国際政治は、結局のところ、弱肉強食の競争原理で動いている。強くならなければならない。美辞麗句や理想論を並べても、弱いものはやられ、弱国には外交はないのだ。(社会進化論) ③中国近代の歩みは、文明の落伍者となった者が虐げられ、反発し、奮起して進歩し、欧米列強に立ち向かった苦闘の歴史であり、それは代々語りついでいかねばならない。(歴史論) 石川氏は、これらを個別に解説される中、1999年5月に起こった在ユーゴスラビア中国大使館の誤爆事件とそれへの中国の対応についても触れている- “中国はNATOの介入に反対していた...アメリカ側は...「誤爆」だとして謝罪したが、中国共産党指導部は「誤爆」ではありえない、中国の体制崩壊を企図した陰謀・挑発だと激しく反発した。” これで中国がロシア側に付くのはバカでも判る。もはやトチ狂ったDSは、世界を道連れに核のボタンを押すつもりでないか。 No.36 30ヶ月前 Post このコメントは以下の記事についています G20財務相・中央銀行総裁会議、ワシントンにて。ロシアの財務相ビデオ参加。発言時、米英... 孫崎享のつぶやき 元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。 » このブロマガへ
朝日と同様、イザとなれば「DS側」丸出しになるNYTがこんな風に書いたところで、それが余りに一面的見方であるのは、昨日の植草一秀氏ブログ、「米国の横暴が通用しないG20」でも明らかだ。それでも西側は「ロシア、背水の陣!」「ロシア、孤立無援!」「ロシア、絶体絶命!」等々、ギャグマンガみたいに書き続けるのだ。先の米大統領選でのトランプに対する血走ったネガキャン総攻撃とよく似ている。やらせている連中が同じ(DS)だからだ。
> 米国の号令一下で決着の時代去る。
やはり力を付けた中国の存在が非常に大きいのでないか。
石川禎浩著「中国共産党、その百年」(2021)によれば、今も中国に色濃く残っていると考えられる「歴史的思考方法」は、次の3つの思考パターンに大別されるという-
①国外の敵勢力・反共勢力は、共産党の支配を転覆させるべく、日ごろから陰謀や情報戦をつかって、絶えず中国を撹乱し、挑発し、若者を使嗾して体制の瓦解をもくろんでいる。(和平演変論)
②国際政治は、結局のところ、弱肉強食の競争原理で動いている。強くならなければならない。美辞麗句や理想論を並べても、弱いものはやられ、弱国には外交はないのだ。(社会進化論)
③中国近代の歩みは、文明の落伍者となった者が虐げられ、反発し、奮起して進歩し、欧米列強に立ち向かった苦闘の歴史であり、それは代々語りついでいかねばならない。(歴史論)
石川氏は、これらを個別に解説される中、1999年5月に起こった在ユーゴスラビア中国大使館の誤爆事件とそれへの中国の対応についても触れている-
“中国はNATOの介入に反対していた...アメリカ側は...「誤爆」だとして謝罪したが、中国共産党指導部は「誤爆」ではありえない、中国の体制崩壊を企図した陰謀・挑発だと激しく反発した。”
これで中国がロシア側に付くのはバカでも判る。もはやトチ狂ったDSは、世界を道連れに核のボタンを押すつもりでないか。
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