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中庸左派さん のコメント

>>48

>ならなぜウクライナについては言及するのか。矛盾しているとおもいます

 私は現実にロシアとウクライナの間で発生している紛争状態、戦闘状況、ナショナリズムの対立に根ざした2014年以後の内戦状況を踏まえ、この現実を前にしたからこそ、サヨク的反戦平和論に基づき停戦を訴えています。サヨクとして、人として今そこにある現実的危機に発言することは当然のことです。

>わたしはウイグルはほんとうは独立が望ましいとおもっていますが、それが実際上は不可能なら、中共というワクのなかで強い自治権を与えるべきだとおもっています。

 それはウイグル人と中国政府が決めるべきことです。まして、第三者の立場から、独立を論じるのは僭越ではないでしょうか?独立を語るのは、内戦の危険性を犯しても、ということでしょうか?第三者の立場から、武力衝突まで発展しかねない政治的選択を称揚することは、私には全く出来かねます。

>ロシア側の言い分が「大本営発表」でないとどうしていえるのか

 勿論、ロシア側のプロパガンダは割り引くべきです。しかし、新聞、テレビという主流メディアが、一方的ロシア非難に終始していることは事実です。そのような「大本営発表」から、距離を置いて冷静に事態を分析することが、一人一人の日本人に問われています。だから、私はそのような姿勢を貫いているつもりです。

>要するにあなたは、戦争に勝てれば何をしてもいい、と言っているとおもいます。それでは米国をどうして批判できるのでしょう。

 私はロシアには政治的軍事的合理性があると判断しております。一方、ウクライナやアメリカ等西側諸国には政治的軍事的合理性は、ロシアと比較して、無いかまたは相対的に低い、と結論しています。因みにここで述べている政治的合理性には、道義的責任の度合いもふくまれます。ロシアの軍事的合理性は、説明の必要も無いでしょう。ウクライナ単独で、ロシアに勝てる道理はありません。

 これは、論理の問題であり、ロシアが何をしても良い、かのような非論理的情緒的お話はしておりません。私の論理を読み返していただければ、お解りいただけるものと存じます。

>別にわたしは「サヨクを騙」ってなどいません。ここは訂正してくださいね。

私はあなたのことを、もとからサヨクとは見なしておりません。私が、サヨクを騙ってほしくない、とした対象は、あくまでも貴方か引用した志葉玲氏のことですので、誤解なきよう。
No.51
28ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。