孫崎享のつぶやき
制裁は効いてるか?!「露原油、中印下支え 制裁の実効性そぐ。割安感で輸入拡大(日経)中国の露産原油の海上輸入量(パイプライン経由除く)は..5月に日量80万バレル、1月比4割以上増加。印の露産原油の海上輸入も、一月ゼロ→5月日産70万4バレル」
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コメント
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>まっとうなサヨクの議論。
引用のツイート、「まっとうなサヨク」のツイートとは考えません。サヨクは、開戦後は停戦論を唱えるべきです。停戦は、外交と妥協により可能となります。戦闘による勝敗を越えたところに成立します。サヨクは反戦=停戦の論理を構築することが使命です。
>危機を受けての日本の反応で、とても残念なことは、やはり、普段、「憲法を守ろう」とか「戦争反対」と言ってきたリベラル側にこそ、プーチン大統領の戦争を擁護し、たった今も殺されたり傷つけられたりしているウクライナの人々を揶揄するような言動が多いこと。(引用のツイートより)
この文脈に停戦の論理を見出せますか?プーチン糾弾は停戦論の障害にしかなりません。理由はウクライナの軍事力ではロシアに勝つことが出来ないからです。アメリカ等西側の武器供給により辛うじて戦闘を継続しているウクライナの状況には、戦争の「大義」の欠片もありません。同様にアメリカ等西側の武器供給は戦闘を長期化しているだけで、大義がある筈もありません。とどのつまり、プーチン糾弾とは、死者を徒に増大させる誠に罪深い行為です。
上記のツイートような感傷的な印象論を言う前に、ロシアに撤退を!アメリカ等NATOに武器供給をやめろ!ウクライナに降伏を!という論理こそ、即ち停戦に資する論理を構築することこそが、まっとうな「サヨク道」と信じます。ロシアとウクライナの戦いは、「特別軍事作戦」であり、ドンバス地域でのロシア系ウクライナ人の民族自決権を守るための戦いである、という認識は可能です。
>核保有国であろうが、国連安保理の常任理事国だろうが関係なく、侵略戦争は許されない、それは単にロシアだけでなく、世界のどの国でも同じ事という流れをつくるということこそ、日本国憲法の精神に則したものだ。(引用のツイートより)
多極化し、経済的グローバリゼーションによる多国間貿易の時代に帝国主義戦争というモノサシを未だに短絡的に当てはめようとする論者を散見しますが、私はそのような見方は誤りだと考えています。「自国民」(ロシア系ウクライナ人)が脅かされ、かつNATO東方拡大により安全保障を脅かされる事態に対して、核大国にして、軍事的優位という特殊条件を有するロシアがウクライナに攻撃を仕掛けたこと自体は、「正当防衛」的論理として見て差し支えないでしょう。いずれにせよ、停戦が問題なのであって、「ロシアの侵略」などという評価は停戦の論理構成には不要、有害です。
停戦のためなら、ウクライナの降伏も当然合理的選択肢となります。ロシアが、侵略でした、スミマセンなどといって、撤退することは常識的にはあり得ませんから。従って、サヨクなら、反戦平和の王道に従って、外交と妥協による停戦への道筋を堂々と主張するべきです。革命幻想が潰えた今、交渉と妥協こそがサヨクの技術とするべきでしょう。共産主義社会は永遠の夢としても、反戦平和の技術だけは手放すべきではありません。
大学時代、遅れてきた青年としてヘルメットを被っていた小生。就職後職場労働組合の役員を四半世紀務めました。サヨクとしてのキャリアを、一般の人よりは積んできたという自負もあります(笑)。勿論、自慢というより自嘲です。そんな私は、ロシア糾弾、アメリカ等西側絶賛に与する輩はサヨクを騙るな、と言いたいです。真のサヨク道は西側の武器供給やゼレンスキーの徹底抗戦も糾弾する立場であると信じます。イノチとクラシが大事です。
>>40
バイデンは、プーチンを指して「この男が権力の座に居座ってはならない」と発言しました。いずれにせよ、「文学方面の言葉のアヤ」よりも、現実に見えてくる政治的事実が重要です。
奪い返すだの、なんだのという文学的表現の問題ではなく、ウクライナの東部南部のロシア系ウクライナ人の自決権やロシアの安全保障上の必要性に基づき、特別軍事作戦が遂行されているわけです。それが政治的軍事的合理性により担保されるなら、合理的指導者は当然に目的を達成するために最善を尽くすのでしょう。
>あるいは9条があれば非武装中立でOKというお花畑で対応してきた問題です。それがいまようやくサヨクに突きつけられているという自覚がありますか?。
9条とか、非武装中立とか、そんなこと以前に、日本は核大国にして軍事大国である中露に勝てるわけがありません。勝てない相手を敵視して、対立のタネを自ら作り出していく問題を自覚していますか?
>大日本帝国の戦争に対して中国のひとびとは、降伏すべきでしたか?もうことば遊びはやめませんか?
大日本帝国は広大な中国を相手に点と線を結ぶだけの、無謀な侵略戦争に打って出て自滅したわけです。政治的軍事的合理性がなかったから、敗北したのです。中国は戦勝国ですから、当然に降伏する必要は無かった。それが歴史的事実です。
逆に大日本帝国は、間違っていた侵略戦争=政治的軍事的合理性のない戦争=勝てない戦争を遂行して、自国民だけでなく他国アジア人にまで、戦争による犠牲者を生み出す悲劇的結果に終わりました。沖縄戦や大空襲、原爆投下という悲劇を回避するためにも大日本帝国は早期に降伏するべきでした。
>サヨクをめぐる思想状況がほんとうにどん詰まりにきているのだということを、よく自覚してもらいたいからですよ。
さて、どうでしょうか?サヨクをめぐる思想状況より、私には正に「大本営発表」のようなロシアウクライナ戦争報道のほうが、余程言論と思想状況を歪めていると考えます。私には、多くの日本人にそのような自覚がないように見えることが不思議であり、同時に思想的頽廃と受け止めています。
新聞、テレビは少なくとも、プーチン糾弾一色です。そのおかしさに無自覚であることが、結果的に全体主義の危険性に繋がる自覚を持ってもらいたいものです。自国民に火炎瓶でロシアと戦え、男は皆徹底抗戦せよ、西側は武器をよこせ、と叫ぶゼレンスキーが、どうして英雄たりうるのか?ウクライナに大量の兵器を供給して軍産複合体がボロ儲けすることを後押し、ウクライナ人の命を利用して兵器の「見本市」をしているかのアメリカ等西側諸国。結果的に戦争は長期化し、犠牲者は増大します。このような現実を前に、それでもウクライナ聖戦と正義の味方アメリカNATOの武器供給を絶賛する思想とは、果たして「まっとう」なのでしょうか?自問なく「大本営発表」を鵜呑みにして、思想の頽廃を招いた日本人ですが、西側メディアのプロパガンダにより、自覚なく歴史はなぞられるのでしょう。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
>わたしはウイグルはほんとうは独立が望ましいとおもっています
私はそのような問題を第三者の立場で軽々に論評したり、判定したりすることは控えます。例えば、個人的に沖縄独立論を支持するとしても、現実的政治的合理性のない「趣味」的意見は空論でしかありません。その意味で、結論としては、孫崎さんと同じ「内政不干渉」です。
付け足すなら、現実にウイグルと中国の内戦が始まったなら、サヨクとして反戦平和=停戦を訴えるのみです。
>>48
>ならなぜウクライナについては言及するのか。矛盾しているとおもいます
私は現実にロシアとウクライナの間で発生している紛争状態、戦闘状況、ナショナリズムの対立に根ざした2014年以後の内戦状況を踏まえ、この現実を前にしたからこそ、サヨク的反戦平和論に基づき停戦を訴えています。サヨクとして、人として今そこにある現実的危機に発言することは当然のことです。
>わたしはウイグルはほんとうは独立が望ましいとおもっていますが、それが実際上は不可能なら、中共というワクのなかで強い自治権を与えるべきだとおもっています。
それはウイグル人と中国政府が決めるべきことです。まして、第三者の立場から、独立を論じるのは僭越ではないでしょうか?独立を語るのは、内戦の危険性を犯しても、ということでしょうか?第三者の立場から、武力衝突まで発展しかねない政治的選択を称揚することは、私には全く出来かねます。
>ロシア側の言い分が「大本営発表」でないとどうしていえるのか
勿論、ロシア側のプロパガンダは割り引くべきです。しかし、新聞、テレビという主流メディアが、一方的ロシア非難に終始していることは事実です。そのような「大本営発表」から、距離を置いて冷静に事態を分析することが、一人一人の日本人に問われています。だから、私はそのような姿勢を貫いているつもりです。
>要するにあなたは、戦争に勝てれば何をしてもいい、と言っているとおもいます。それでは米国をどうして批判できるのでしょう。
私はロシアには政治的軍事的合理性があると判断しております。一方、ウクライナやアメリカ等西側諸国には政治的軍事的合理性は、ロシアと比較して、無いかまたは相対的に低い、と結論しています。因みにここで述べている政治的合理性には、道義的責任の度合いもふくまれます。ロシアの軍事的合理性は、説明の必要も無いでしょう。ウクライナ単独で、ロシアに勝てる道理はありません。
これは、論理の問題であり、ロシアが何をしても良い、かのような非論理的情緒的お話はしておりません。私の論理を読み返していただければ、お解りいただけるものと存じます。
>別にわたしは「サヨクを騙」ってなどいません。ここは訂正してくださいね。
私はあなたのことを、もとからサヨクとは見なしておりません。私が、サヨクを騙ってほしくない、とした対象は、あくまでも貴方か引用した志葉玲氏のことですので、誤解なきよう。
>>54
>1.ウイグルも、いまそこにある危機なのですが、ご存知ないのでしょうか。
私は先に「現実にウイグルと中国の内戦が始まったなら、サヨクとして反戦平和=停戦を訴えるのみです。」と書きました。あなたにとっては、ウイグル問題は「いまそこにある危機」なのでしょうが、血を流してまで闘い取る民族解放闘争=独立論は、外野が軽々しく煽るような事柄ではない、という論理的かつ常識的な意見を、お伝えしました。これにご不満なのかもしれませんが、私からすれば、安全な外野席から、流血の内戦に繋がりかねない政治的冒険主義を煽ることは、いささか無責任に見えてしまいます。
繰り返しますが、私は沖縄独立論を支持しますが、政治的経済的軍事的合理性があるかどうか、疑問も持っています。まして、ヤマトンチューの立場性において、沖縄県民に独立論を焚きつけることなど、考えられません。それは先ずは沖縄県民が考え、決めることです。ウイグル問題も同様の姿勢です。
>2,その論理だと、ウクライナもウクライナ国民が決めることですよね。ロシアの介入なしに
当然、ウクライナは国内問題として東部やクリミア半島、そしてロシア系ウクライナ人の自決権の問題を平和的に解決するべきでした。しかし、歴代のウクライナ政権は、ナショナリズムを煽り、ネオナチを都合よく利用しながら、対立を深刻にし続け、ついにロシアの軍事介入を招きました。ウクライナ国民とゼレンスキー政権の取り返しのつかない失策です。今、ウクライナはその失策の報いを受けているわけです。
>政治的軍事的合理性
政治的道義性は、ロシアによるロシア系ウクライナ人の自決権確保とウクライナからのネオナチ一掃。軍事的には、誰がみてもロシアの優位です。従って、政治的にも軍事的にもロシアの侵攻には合理性があると言うことです。
>5,つまり、あなたは自分はサヨクだが志葉玲はサヨクじゃない、志葉玲はサヨクを騙っているのであり自分こそがサヨクだ、とおっしゃるのですね。こういう思考パターンこそはたしかにサヨクによく見られる特徴だとおもいます。
自分こそがサヨクかどうか、というより、サヨクなのにロシアだけ糾弾し、侵略と決めつけ、アメリカNATOによる武器供給を支持する思考様式は、明白に反戦平和に反し、サヨク的でない、という当然の論理展開です。
論理破綻しているのは、ロシアを糾弾しながら、ウクライナへのアメリカNATOの武器供給は支持している思考様式だと、なぜ気付かないのか、私は不思議でなりません。
RT 8 Jun, 2022
EU、ロシアの安価な石油で儲ける-The Economist
https://www.rt.com/business/556816-eu-buying-russian-oil/
エコノミストは2日、Argus Mediaのデータを引用して、EUへのロシアの石油供給量が1月から4月の間に日量75万バレルから85万7000バレルに14%増加したと報じた。これは、ブリュッセルがロシアからのエネルギー輸入を完全に停止するよう求めていることを受けてのことである。
このレポートによると、EUのロシア産原油の禁輸措置は、海上輸送の原油と石油製品にのみ適用され、今のところモスクワからの輸入の75%しかカバーしていないという。パイプラインで中央・東ヨーロッパの一部の国々に供給される石油は、一時的に除外されるという。「これらの国の精製業者は、西側諸国が敬遠している安価なロシア産原油を買い占めている」。
ドイツは、ウクライナ戦争勃発以来、ロシアのドルジバ・パイプライン経由の輸入を減らした唯一の受入国であることがデータで示されている。ドルジバは世界で最も長く大きな石油パイプライン網の一つで、ヨーロッパロシアの東部からチェコ共和国、ドイツ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアの精製所まで約4000キロメートルにわたってエネルギー源を運んでいる。1月にはベルリンはドルジバの石油の半分を受け取り、4月には3分の1を受け取っただけだった。
チェコ共和国とスロバキアは、最終的にはドルジバ経由の輸入を禁止することを支持するが、2~3年の調整期間を設けることを望んでいるという。一方、ハンガリーのオルバン首相は、ロシアの石油輸入の全面禁止は自国経済に「原子爆弾」を落とすことになると反対している。
エコノミスト誌によれば、ウラル原油が国際指標であるブレント原油を大幅に下回って取引されている中、「製油所がロシアの供給を見送る経済的動機はほとんどない」という。Argus Mediaのデータによると、パイプライン経由で輸入している精製業者は、先月、北海の原油と比較して、バレルあたり最大40ドルのディスカウントでウラル原油を購入した。
「EU首脳は、ドルジバ免除は再検討されると主張している。その一方で、パイプラインはヨーロッパの友好関係を試すことになりそうだ」と報じている。
RT 8 Jun, 2022
世論調査で明らかになったロシア人のNATOに対する態度━人々は圧倒的に軍事ブロックを嫌っており、開戦もあり得ると考える人が増えている
https://www.rt.com/russia/556784-russian-attitude-nato-poll/
レバダ・センターが月曜日に発表した世論調査によると、ロシア人の大多数はNATOを嫌っており、最近その反感が強まっているとのことである。また、この軍事同盟との開戦を懸念する声も強まっている。
月の調査では、82%という驚異的な数のロシア人がNATOに否定的な態度を示し、3月の78%、2年前の76%と比較しているとのことである。半数以上が同盟に対して「非常に悪い」感情を抱いていると答え、26%はその態度を「やや悪い」と表現した。この軍事同盟に対して「非常に良い」と答えた人は0%だった。
ロシア人の年齢が高いほど、NATOに対して否定的な感情を抱いている可能性が高いことが、世論調査で示唆された。しかし、18歳から24歳の年齢層でも、73%が否定的に受け止めている。
自国がNATOを恐れる理由があると考えるロシア人の割合は60%に急増しており、これは2014年以来、世論調査会社が見たことのない懸念のレベルである。また、調査開始以来初めて、NATO加盟国がロシアを恐れる理由があると回答した人は60%に達した。
同盟の拡大の可能性について尋ねたところ、ロシア人は最大の懸念材料としてウクライナを指摘した。52%以上が、隣国が参加すれば「深刻な脅威」が生じると回答し、19%が脅威は中程度と考えている。フィンランド、グルジア、スウェーデンではこの数値はもっと低かったが、いずれも55%から58%がNATOの駐留はロシアにとって少なくとも中程度の脅威であると考えている。
ロシアのウクライナ攻撃がNATOとの大規模な対立に発展する可能性については、ロシア人の間でも意見が分かれている。半数以下の48%がそのようなシナリオがある程度あり得ると回答し、42%はあり得ないと考えている。ちなみに、2016年3月には、64%のロシア人が自国がNATOと戦争になるとは考えていなかった。
レバダ・センターは、ロシアで最も古い独立系世論調査会社の一つである。2016年9月から外国エージェントとしてリストアップされている。
RT 8 Jun, 2022
石油禁止は米国の「偽善」を露呈-モスクワ━米国へのロシア産原油の供給は、米国の主張とは裏腹にほぼ倍増していると、プーチン大統領の盟友が指摘した
https://www.rt.com/news/556802-oil-ban-biden-volodin/
ロシア連邦議会のヴォロディン議長は、米国はロシアの原油を大量に購入し続けているにもかかわらず、禁輸措置を発表し、その「偽善」を露呈したと述べた。
ワシントンは、ウクライナ紛争でモスクワに課された制裁措置の一環として、3月初旬にロシアの原油、一部の石油製品、液化天然ガス、石炭の輸入をすべて制限する動きを取ったと主張した。
ジョー・バイデン米大統領は当時、「ロシアの原油は今後、米国の港で受け入れられなくなる」と宣言した。しかし、この声明は行動に裏付けられていなかったと、ヴォロディン氏は水曜日にTelegramの投稿で指摘した。
米エネルギー省のデータによると、「ロシアからの原油搬入量は2月に比べ3月はほぼ倍増し、それぞれ23億2500万バレルから42億1800万バレルとなった」と同議員は書いている。
米国は記録的なインフレを「グローバルな課題」のせいにしている
禁止令が発表されたにもかかわらず、「わが国は米国への最大の石油供給国のランキングで9位から6位に上昇した」とも述べた。
同時に米国はEUにロシアの石油をあきらめるように圧力をかけ、それが成功したという事実は、「二重基準の明らかな兆候である」とヴォロディンは言った。
「欧州の政治家や官僚は、なぜ『バイデンの値上げ』を容認するのか、国民に説明するように」と彼は書いた。
このコメントは、ジョー・バイデン氏が、高いインフレ、高騰するガスや食料の価格を、ウクライナでのロシアの攻勢と関連づけようとしたことを指しており、「プーチンの値上げ」と名付けていたのであった。
数週間の議論の後、EUは5月下旬にモスクワに対する第6次制裁に合意し、その中にはロシアの石油の禁輸が含まれていた。EUは75%の輸入を直ちに停止し、年末までに90%の輸入を停止することを決定した。しかし、ハンガリーや他の数カ国は、ロシアの供給なしでは経済が立ち行かないという理由で、免除された。
先週、バイデン氏は、ヨーロッパの禁輸措置によって価格が下がった後、米国がロシアの石油を買おうとする可能性さえあることを示唆した。
米国大統領は、記録的なガス価格にどう対処するかという質問に対して、「限定価格で石油を購入するために何ができるか、多くの検討が行われている」と答えた。「ロシアが石油を販売する必要性は非常に高く、現在市場が生み出している価格よりもかなり低い価格で販売することになるだろう」と説明した。
しかし、ロシアはバイデン氏の計画に疑問を投げかけ、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、自国の石油を利益なしに売ることはないと主張した。「ある場所で需要が減少し、別の場所で増加する可能性がある。サプライチェーンは、当事者が貿易のための最良の条件を求めるように再編成されるでしょう」とペスコフ氏は述べた。
RT 9 Jun, 2022
プーチン、制裁のブーメラン効果を指摘
https://www.rt.com/russia/556895-putin-colonies-sanctions-boomerang/
ロシアを孤立させ、罰しようとする西側の試みは、作成者に裏目に出ていると、ロシアのプーチン大統領が木曜日に述べた。モスクワで開かれた若い起業家のグループに対して、プーチン大統領は、反ロシア制裁が、制裁を行った国々に対して経済的な影響を及ぼすことを指摘した。
プーチンは、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の開催に先立ち、モスクワで若い企業家、エンジニア、科学者のグループに対して、「誰かが何らかの点で我々を封じ込めようとするならば、最終的には彼ら自身を封じ込めることになる」と語った。
「たとえば、彼らはわが国の肥料の輸出を制限し、その価格はこちらより はるかに高くなる。エネルギーの輸出を制限して、その価格を高騰させる。私の名前を使ってインフレを煽るが、実際は全く関係ない!」と言うと、会場から笑いが起こった。
後者は、ジョー・バイデン米大統領が、米国の給油所での記録的なガソリン価格は「プーチンの値上げ」だと主張したことを指しているようだが、世論調査ではほとんどの米国人が納得していないようである。
「これはもっぱら彼ら自身が犯した大きな過ちの結果である」と、ロシアの指導者は付け加えた。「そして今、彼らは、失礼ですが、すべてをロシアのせいにして、ある場所を覆い隠そうとしているのです」。
プーチンは、モスクワのウクライナでの軍事作戦が西側の経済的苦境と関係があるとすれば、それは米国とその同盟国によるロシアへの禁輸措置によって、西側への石油やガス、肥料、穀物の供給が妨げられたからだと繰り返し指摘してきた。
しかし、米国とEUの記録的なインフレは、彼ら自身の政策、特にワシントンでの貨幣印刷の暴走によるもので、ウクライナでの紛争とは「全く関係ない」と、ロシアの指導者は先週のインタビューで述べている。
木曜日の質疑応答でプーチンは、多くの欧米企業がロシアから撤退したことを受け止め、この国の大きな可能性を見逃す選択は彼らの損失であると述べた。彼は、この離脱は「主権的な決断ができないこれらの国々の内部状態」に起因するとした。
“その中間の状態というのは存在しない。ある国が主権者であるか、それとも植民地であるか、どう呼ぼうと関係ない。しかし、ある国、あるいはある国の集団が主権的な決定を下すことができないのであれば、それはすでにある程度、植民地であり、現在の地政学的闘争の中で生き残る歴史的展望はないのである。”
>>58
>たぶんロシアによる「開戦責任」を重視しているのだとおもいます。
評論家的な責任論は、司法機関の機能がない国際法秩序においては、空論に過ぎません。法的に裁けない以上、停戦は政治的力学や外交交渉によるしかありません。そこでの最大の課題は、人命尊重だけです。人命を厭わず、高見の見物よろしくウクライナ応援をすることは、ウクライナ人の犠牲者を増やすだけで、人倫に反し、道義に悖る行為、思考様式です。あなたはロシアを糾弾する一方で、アメリカ等の武器供給を支持することの論理的正当性について、キチンと理由を説明しませんね。何故ですか?
>他国の事情になぜ勝手に軍事をともなった政治介入していいのかの説明がなされていません
プーチンロシアは説明しているではないですか?私もあなたの問いに対して何度も答えましたよ。ロシア系ウクライナ人の自決権です。ドンバス地域の「ロシア人」はウクライナ軍とネオナチアゾフの攻撃によって、死んで当然なのですか?
>ロシアに「ウクライナよりも」強くあてはまるはずです
おかしな話です。ミンスク2を破ったのは、ウクライナではないですか?私はロシアを支持するというより、ウクライナが間違っていたことが問題だ、と言っているに過ぎません。あなたは、合理的思考と論理を手放し、ロシアに対する認知バイアスを持って、考え違いに陥ってはいませんか?
>大国の侵略を肯定する目的のために、反戦平和を訴えるというのが、論理破綻だということがなぜわからないのか、不思議なばかりです。
ロシアがウクライナ軍やアゾフによる攻撃から、ロシア系ウクライナ人の保護や自決権の確保を意図し、軍事介入することは「侵略」と決めつけていいのか、どうか?問題の核心はここです。あなたは、この問題を、おそらく意図的に回避するから、論理が破綻するのです。この「大本営発表」的思想状況のように。
いずれにせよ、開戦後の課題は、戦闘の勝敗でなく停戦論の論理的合理的構成につきます。即ち外交交渉と妥協の技術です。人命の救済こそが唯一の目的です。ウクライナ聖戦論もロシア侵略論も時間のムダです。
>そりゃもちろん、ここでロシアを許せば、この先ももっともっと侵略戦争をやるからですよ
「自国民」を保護する、又は民族自決権を支援することが侵略なら、あなたが殊更問題視するウイグル人の現状に関して国際社会は何も言うべきではありません。他国が民族自決権を認めることは「侵略」なのですから。
さて、改めて問いましょう。民族自決権を求める軍事作戦は、侵略ですか?
>ウクライナ自身が命が惜しいので戦わないというのなら別ですが、戦うというのなら、支援するのは当然です。
要するに、命を賭けて戦え、手助けしてやるから、ですか?「自殺幇助」ですか?人道に反します。実際、ゼレンスキーはアメリカの傀儡ですし、武器供給により、ウクライナ人の生贄を差し出しながら、無理矢理戦わされている側面もあるのでしょう。そして、そのことを外野席からヤレヤレと応援する無邪気な観戦者がいる。おぞましいことです。
>わたしが信頼する識者は、「双方が」破ったといいます
双方が「破った」ならば、何故ロシアだけが「侵略」なのですか?
>今の瀋陽あたりに最近日本人の集落(10万人くらい)が発見されたとして、もし中国人に迫害をうけたら、日本は軍隊だして助けに行っていいんですかね?
その想定はあり得ない、という意味で無意味です。理由は①日常的に内戦状態であり、民族浄化にさらされているという現実がない。②日本は中国と戦争しても(中国に侵攻しても)勝てない。
私は現実的論理的に話しています。ロシアウクライナ戦争は上記2点の条件が合致したから、可能となった。という理解です。従って、私のロシアに対する評価は、傍若無人な侵略ではなく、政治的軍事的合理性に叶った「特別軍事作戦」です。
従って、日本は瀋陽だろうとどこだろうと、中国に対して勝てない戦争を選択するべきでありません。だから、自衛隊は邦人保護だろうとなんだろうと、現実的に中国に侵攻出来ません。即ち、政治的軍事的合理性がありません。そもそも、海外駐在員とかその家族なら、国外退去になるでしょう。邦人保護名目で、自衛隊が海外に侵攻するなんてストーリーは、想像力に富みすぎでは?
追伸、家事等が終わり、お酒を飲めば眠くなる週末。拙論にお付き合いいただきありがとうございました。私からの質問は、いずれまた、機会があれば、ということで。ひとまず、これにて。