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中庸左派さん のコメント

>>54

>1.ウイグルも、いまそこにある危機なのですが、ご存知ないのでしょうか。

私は先に「現実にウイグルと中国の内戦が始まったなら、サヨクとして反戦平和=停戦を訴えるのみです。」と書きました。あなたにとっては、ウイグル問題は「いまそこにある危機」なのでしょうが、血を流してまで闘い取る民族解放闘争=独立論は、外野が軽々しく煽るような事柄ではない、という論理的かつ常識的な意見を、お伝えしました。これにご不満なのかもしれませんが、私からすれば、安全な外野席から、流血の内戦に繋がりかねない政治的冒険主義を煽ることは、いささか無責任に見えてしまいます。

繰り返しますが、私は沖縄独立論を支持しますが、政治的経済的軍事的合理性があるかどうか、疑問も持っています。まして、ヤマトンチューの立場性において、沖縄県民に独立論を焚きつけることなど、考えられません。それは先ずは沖縄県民が考え、決めることです。ウイグル問題も同様の姿勢です。

>2,その論理だと、ウクライナもウクライナ国民が決めることですよね。ロシアの介入なしに

 当然、ウクライナは国内問題として東部やクリミア半島、そしてロシア系ウクライナ人の自決権の問題を平和的に解決するべきでした。しかし、歴代のウクライナ政権は、ナショナリズムを煽り、ネオナチを都合よく利用しながら、対立を深刻にし続け、ついにロシアの軍事介入を招きました。ウクライナ国民とゼレンスキー政権の取り返しのつかない失策です。今、ウクライナはその失策の報いを受けているわけです。

>政治的軍事的合理性

 政治的道義性は、ロシアによるロシア系ウクライナ人の自決権確保とウクライナからのネオナチ一掃。軍事的には、誰がみてもロシアの優位です。従って、政治的にも軍事的にもロシアの侵攻には合理性があると言うことです。

>5,つまり、あなたは自分はサヨクだが志葉玲はサヨクじゃない、志葉玲はサヨクを騙っているのであり自分こそがサヨクだ、とおっしゃるのですね。こういう思考パターンこそはたしかにサヨクによく見られる特徴だとおもいます。

 自分こそがサヨクかどうか、というより、サヨクなのにロシアだけ糾弾し、侵略と決めつけ、アメリカNATOによる武器供給を支持する思考様式は、明白に反戦平和に反し、サヨク的でない、という当然の論理展開です。

 論理破綻しているのは、ロシアを糾弾しながら、ウクライナへのアメリカNATOの武器供給は支持している思考様式だと、なぜ気付かないのか、私は不思議でなりません。

No.56
29ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。