「経済制裁は人道的に許されない。制裁受けた側の大衆が困る」と中國の外務大臣が米国を非難した。私もそう思う。今後、中国、インドに倣い、石油が出ないアジア諸国もロシア産を買うだろう。更に、南米人の南米、黒人種のアフリカがロシア産の石油に殺到しよう。生活第一だから当然だ。

問題は米国国家内国家と言われるならずもの組織のCIAが同じくならず者国家の海軍をチャーターしてロシア産石油製品を運ぶタンカーを撃沈することだ。狂った米国は何をするか分からない。もし、そういうことが起こったら、露中印の海軍力を結集し油槽船の護衛に当たらせる必要が出て来よう。

そんなことはないだろうとおぼこいネトウヨは言うだろうが、大いにあり得る。この１５、６年間CIAはポーランドのヤクザを使ってロシア発西欧行きのパイプラインを何度も爆破して来たのだ。アラビアのロレンスがオスマントルコの鉄道をアラビア土人を使って爆破したのは微笑ましいが、この現代に置いて、しかも平時に民主主義を誇る西欧でパイプラインの爆破をしていた。西欧の新聞メデイアはそれを隠して知らぬ振りしていた。