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フレデイ タンさん のコメント

歴史の全くない米国と歴史は豊富だがそれを無視する日本は前者が後者を戦争で屈服させ支配するに至って前者の醜いコーポラテイズムを後者が真似しストップすることを知りません。そのコーポラテズムとはカナダのジャーナリストのナオミ・クラインが分析した米国のショックドクトリンです。

コーポラテイズム、ショックドクトリンとは戦争や土建建設プロジェクトを推進し、資本の根源的大蓄積を短期間に手にすることです。米国や日本ではスクラップアンドビュルドが常にいたるところで展開されるのです。神宮外苑はその為に残された最後の処女地でしょう。歴史を知った大木を切り倒し、コンクリート、鉄、プラステイックで埋め尽くされるのは日本の資本主義の性とも言えましょう。

同じ資本主義の国、イギリスのロンドンのハイドパークには樹齢200年の木々が今も堂々と市民を見下ろしているのです。ロンドン市民は高層ビルを醜いと見、昔と変わらない都会の臭いを放っております。その反対にあるのが、ジャカルタでしょうか。とにかく広い。限りなく続くカンポンと表現したのは私の友人。カンポンとは村のことです。つまり、都市計画が無い。東京も都市計画が無い面ではジャカルタと同じでしょう。

神宮外苑は明治の計画を感じた東京の極一部でしたが、それが一挙に俗化される。そして果てしなく続くカンポンの一部に同化される。実に残念ですが、米国の属国ですから諦めざるを得ないと観念してます。
No.3
30ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。