• このエントリーをはてなブックマークに追加

なしさん のコメント

孫崎さんはいつもこういうことを書くけれど、この戦争が長く続くほど米国が
得をするかはかなり微妙です。

ウクライナからカネを取れなければツケを払うのは米国のタックスペイヤーです。
彼らは日本の納税者とは違います。
自分たちが払った税の使い道におそろしく敏感です。

その損失を上回るほどヨーロッパ諸国が軍拡をしてくれて米国の兵器産業を
潤わせてくれてもでは彼らのために減税をしてくれるわけではありません。

もう一つの側面。
米国やNATOがウクライナへの兵器供与をしぶるのは決してウクライナが
ロシアに対して勝ちすぎないための配慮ではありません。
そんなことは不可能だからです。

プーチンが、成功するまでこの軍事作戦を続けると表明した時に勝負は
事実上ついています。
兵器はとても高額です。
負ける側にタダで与えるわけにはいきません。

与えた分だけ自国の安全保障のための武器庫にスペースができるのです。
それはやっと獲得した予算の制約のなかで考え抜かれて配備した兵器です。
ゼレンスキーがえらそうに恩着せがましく吠えるたびに大事な自国の兵器庫
の空いたスペースがどんどん広がります。

米国NATOはどん詰まりに来ています。

私はそれほど善人ではないのでゼレンスキーがやりたいだけ
やればいいと思います。
No.8
30ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。