• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

>>4
フレデイさん、こんにちは。挨拶は大事ですよ。

さて、
ネオコンの創始者が何と言ったか知りませんが、陰謀論というのは、その前からある言葉ですから、わたしには関係ありません。

また、ドル高を維持しようとしているというよりは、政府日銀は金利をあげたくないんじゃないですかね。

BLACKROCKが中国に投資していますが、もともと中国は米国を中心とする西側からの投資によって成長した国ですし、日本からもずいぶん投資していますよ。この点で中国投資により日米の「清清しさ」の違いを論じるのは無理があります。

原油とかガスについては、短期的には、①世界全体も各国も需要量はたいしてかわらない(そのうえで節約の努力はする)、②ロシアもなにかを売らなければ外貨がはいってこない(ガスのかわりにルーブルを売るとしても)、という点の認識が必要だとおもいます。結局、消費国側からすれば調達先の組み換えが起きるだけだと思います。たとえば中国やインドはロシア産を買う。その分、中国やインドは米国や中東からは不要になる。その分を・・・というわけですね。さらに、イスラエルなど新興の調達先も出現していますし。まあ、しばらくギクシャクはするでしょうし、世界大戦になれば話はまた別です。

そんなことよりも、わたしは、パイプラインの部品が、どうもロシアは自国で修理できないらしいことにちょっと驚きましたよ。この先どうするんでしょうね。

ドル基軸体制については、記事中に
===
Xi Junyang教授は、「中国は通常の環境下でも、米国債の保有残高を8000億ドル程度にまで徐々に引き下げるだろう」(略)詳細な時間軸は示さなかった。
(略)
「もちろん、全額売却するのは軍事衝突の発生など極端な場合のみだ」とした。
===
とあるのを読めてないんじゃないですかね。中国の識者も、短期的に米国債を大量に売ることなんか考えてないんですよ。
また、

===
金融分野での米中分断が進めば市場を不安定にする要因にもなりうる
===
ともあります。つまり米中分断はバブル崩壊直前の中国も困るということです。

つまり、ドル基軸の卓袱台返し、元基軸、なんてのは、たしかに30年くらい先にはありえるかもですが(ただし米国も抵抗する)、短期的には中国の都合のいい夢、いわば反米マニア向けのポルノですね。ポルノで喜ぶのはやめたらどうでしょうか。
No.18
27ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。