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りゃんさん のコメント

インフレになると資産の実質価値が目減りするというのは単なる事実であるが、格差が拡大するというのは、どういうことだろうか。(タイトルに、「忍び寄るインフレ課税、格差拡大し不満増幅する構図」とある)。

荒っぽい言い方ではあるが、資産をもっとも持っているのが高齢者であり、格差がもっとも大きいのも高齢者なのだから、資産価値が減れば、高齢者間の格差は減るのではないか。本文を読んでも、ここの疑問への答えはないようにおもう。

一方、労働賃金は、政策さえ間違わなければ、後追いにせよインフレ分は上がっていくと考えている。政策というのは、労働移民を入れないこと、現代の生産手段である土地、会社、知的財産を外国に売らないこと、知的財産を保護しさらに増やすこと、である。これが守られれば、少子化で労働力不足のなか、たとえ非正規であろうと、それなりの収入を労働者は得ることができるであろう。ただ、現在の与党が上で掲げた政策を追及しているかは大いに疑問がある。

インフレになっても、現役世代の労働者の社会保険負担や消費税はあげないでほしい。もはや現役世代に高齢者を支えるチカラはない。すでに重税感は強い。

高齢者の医療、介護、年金の不足分は、資産をもっている高齢者への資産課税等によって補填すべきだ(テクニカルな議論をする能力は自分にはないが)。そうすれば高齢者間の格差も減るのではないか。ただし、そうなれば、わたしの想像では、ここに書いているほどの高齢者は、ほぼ税金が増える側だろう。
No.19
27ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。