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フレデイ タンさん のコメント

日本のマスゴミは露宇戦争という印象を殊更強調するが、それは間違い。これは露米戦争だ。

露は戦場が至近にあるので国民説得にエネルギーを費やさねばならないハンデキャップを負う。一方、米はアルカイダ(リビヤからシリアを経てウクライナに侵攻した米の國際秘密傭兵団)とNATOの秘密工作隊を使ってロシアと闘っているからやりやすい。

米国人、西欧人、日本人には戦争の実像が不鮮明極まりない。従って、米国人、西欧人、日本人には高見の見物が許されている。西欧マスゴミが伝える物語を楽しんでいる。

クリミヤの橋爆発を契機にして、ロシアはシリアで成功したミサイル戦術を本格的に採用していこう。戦いの長期化は免れない。今は、戦場がウクライナに限定されている。ロシアはデフェンスに徹している。勿論、やられたら倍返しで応じていく。米の攻めがベラルーシ、ロシアに及べば西欧がロシアのミサイルの標的なり、一挙に欧州全体が戦場になる。

米国の強みは西欧人と米国人が戦争に無関心であることだが、ウクライナから西欧に戦場が及べば、西欧人は反戦で立ち上がろう。西欧で反戦運動が激化すれば、中国が露米の仲裁に入ろう。米国にとって中国の仲裁は避けねばならない。この反戦と仲裁が戦争拡大に対する抑止要素であろう。

No.2
25ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。