孫崎享のつぶやき
NYT「ウクライナへの攻撃で、プーチンは強硬派に彼らが望むものを与える。兆候は、プーチン氏が戦争のより広範なエスカレーションに備えてる事を示す。」ミサイルで首都攻撃を大々的に行う選択はあった。軍は当然要求。プーチンは避けてた。今、軍主張へ譲歩か。
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コメント
コメントを書くロシアは、地上戦で獲得した領土を取り返されつつあり、強者の論理で、無差別なミサイル攻撃に転換せざるを得なくなった。
クリミヤの橋攻撃は、ロシアとウクライナの一部破壊者たちの行動と見ているが、ロシアにとっては破壊活動であり、無差別ミサイル攻撃の口実を与えている。ロシアにとっては「救いの神」といえる。
これからは侵略されているウクライナでミサイル迎撃システムが効果を出すかどうかの実験を兼ねた戦争に発展するということである。西側の迎撃システムがどの程度の効率で撃墜するか。撃墜の達成率によっては、ミサイルの軍拡競争になるともいえる。
ウクライナに対する迎撃システム供与
①米国 バイデン政権は高性能防空システム供与を確約。ウクライナ支援加速。
NASAMS計8基供与を承認。9月下旬時点で最初の2基がウクライナに到着するまでやく2か月を要する。
②ドイツ最新鋭の防空システム1基(IRIS-T SLM)がウクライナに引き渡されたことが11日分かった。
2023年にかけて4基供与される。
*全方向のレーダーで複数の攻撃に対応可能
*戦闘機、ヘリコプター、巡航ミサイルを迎撃
*スティンガーより防衛範囲が広がる
迎撃率がどのぐらいになるかドイツはデーターを持っていないようであり、ロシアミサイルを迎撃する割合によっては、兵器ビジネスと今後のミサイル攻撃に大きな影響を与えることでしょう。
日本のマスゴミは露宇戦争という印象を殊更強調するが、それは間違い。これは露米戦争だ。
露は戦場が至近にあるので国民説得にエネルギーを費やさねばならないハンデキャップを負う。一方、米はアルカイダ(リビヤからシリアを経てウクライナに侵攻した米の國際秘密傭兵団)とNATOの秘密工作隊を使ってロシアと闘っているからやりやすい。
米国人、西欧人、日本人には戦争の実像が不鮮明極まりない。従って、米国人、西欧人、日本人には高見の見物が許されている。西欧マスゴミが伝える物語を楽しんでいる。
クリミヤの橋爆発を契機にして、ロシアはシリアで成功したミサイル戦術を本格的に採用していこう。戦いの長期化は免れない。今は、戦場がウクライナに限定されている。ロシアはデフェンスに徹している。勿論、やられたら倍返しで応じていく。米の攻めがベラルーシ、ロシアに及べば西欧がロシアのミサイルの標的なり、一挙に欧州全体が戦場になる。
米国の強みは西欧人と米国人が戦争に無関心であることだが、ウクライナから西欧に戦場が及べば、西欧人は反戦で立ち上がろう。西欧で反戦運動が激化すれば、中国が露米の仲裁に入ろう。米国にとって中国の仲裁は避けねばならない。この反戦と仲裁が戦争拡大に対する抑止要素であろう。
>>1
ミサイルの迎撃は無理だと言うのはこのスクールの結論です。そういう嘘を言うのは政治です。
トムソーヤを書いたマークトウエインは嘘は三つあると言いました。単なる嘘。馬鹿げた嘘。そして政治。政治は嘘の同義語です。
日本も迎撃ミサイルとか言ってますが、それは攻撃ミサイルのことです。
> プーチン大統領は、「わが領土に対するテロ攻撃の試みが続けば、ロシアが講じる措置は厳しく...
この文より前のパートは不要でないか。サル山のボスザルに見立てた下らない話。プーチンを貶めたくて仕方がない相変わらずのDS節だ。グレッグ・ユーディン氏はアラフォーの「プーチン嫌い」らしく、今次ウクライナ侵攻前に「プーチンのロシアはなぜウクライナを脅かしているのか?」「プーチンは歴史上最も無意味な戦争を始めようとしている」を寄稿していた。そこではNATOの東方拡大やミンスク合意不履行のウクライナによる東部での戦争に言及もしているが、「それはそれ、これはこれ」でしかなく、実のところ「プーチン憎けりゃ袈裟まで憎い」━ただそれだけでないの。あれこれ いっぱい書いているが、大層な学者でありながら「あるべきロシアの政策/指導者像」、つまり自らの理念/理想は一切語っていない。プーチン、ラブロフ等が元凶視する米国(DS)による世界の一極支配にも当然触れない。上記「寄稿」の結部-
「ウクライナとの戦争は、我々の歴史の中で最も無意味な戦争になるだろう。なぜなら、我々はウクライナ人とは決して戦えないからです。ロシア人がウクライナ人の選択は間違っていると考え、彼らは恩知らずで残酷であり、彼らの支配者は無責任だと思うかもしれないが、たとえ彼らがすべての責任を負うと私たちは考えても、彼らと戦うことはできないのだ。なぜなら、彼らはウクライナ人だからです。もし彼らと共通の言語を見出すことができなければ、私たちは誰とも友達になることはできません。私たちは全世界に対して孤独であり、その敗北は重くのしかかるだろう」
DSに雇われたアラフォーのアマちゃんと年季が入ったプーチンとでは役者が違い過ぎる。
RT 11 Oct, 2022
英国諜報機関がクリミア橋爆破を計画-The Grayzone
https://www.rt.com/news/564495-uk-plotted-crimea-bridge-attack/
数ヶ月前、英国の諜報員が戦略的橋梁を爆破する方法を研究していたと報じられた-
英国の情報当局は4月にロシアのクリミア橋を爆破する方法を検討する研究を依頼したようだと、グレーゾーンが報じた。
この秘密計画は、英国陸軍の上級諜報員クリス・ドネリー氏の要請で作成されたと、調査報道機関が未確認の情報源から入手した内部文書と書簡を引用して、グレーゾーンが火曜日に報じた。その目的は、橋を破壊してロシアの重要な補給路を遮断し、クリミアの軍事力を孤立させ、アゾフ海への海上アクセスを一時的に遮断することだとされている。
グレーゾーンが入手した文書によると、攻撃ロードマップは「Audacious: Support for Ukraine Maritime Raiding Operations」と題され、英国軍経験者のヒュー・ウォードが作成したものであった。NATOのベテランアドバイザーでもあるドネリー氏は、この計画を「実に印象的だ」と言っている。
ウォード氏は、40億ドルの橋を爆破するための複数の選択肢を示した。中央の鋼鉄アーチの両側にあるコンクリートの柱を標的とした巡航ミサイル攻撃などである。また、ダイバーや水中ドローンを使って、構造物の「最も弱い部分」の柱にリペット地雷を取り付けることも検討した。
先週の橋への攻撃は、英国の分析で議論された選択肢ではなく、トラック爆弾を使用して実行されたが、英国のスパイが「最高レベルで」ウクライナ政府と調査結果を共有していたことが示唆されていると、グレーゾーンは述べている。同誌は、ドネリー氏がリトアニアのブトケビシウス国防相に計画を転送した電子メールを入手したのである。
電話で連絡を取ったウォード氏は、ドネリー氏のために攻撃計画を準備したことを否定しなかったとグレイゾーンは述べた。「私はクリスと話をし、彼が私が公表するために準備したものを彼に確認するつもりだ」とウォードは同誌に語った。
クリミア橋は毎日何千人もの民間人が渡っているが、英国の研究には非戦闘員の犠牲を避けるための言及はなかった。土曜日の爆撃で、結果的に少なくとも4人の民間人が死亡した。ロシアのプーチン大統領は、この爆発をテロ攻撃と呼び、月曜日のキエフと他のウクライナの都市のインフラ目標に対する空爆は、橋の事件に対応して実施されたことを示唆した。
ウクライナのメディアは、この攻撃はウクライナ治安局(SBU)によって行われたと報じた。ウクライナ政府の高官たちはこの爆破事件を祝い、ジョークを飛ばした。SBUは「太陽が昇り、橋が美しく燃えている」という書き出しで、損傷した橋の写真を投稿した。大統領上級補佐官のミハイル・ポドリアクは、爆発を「始まりに過ぎない」とするTwitterメッセージを投稿した。
RT 11 Oct, 2022
ロシアの勝利はNATOの敗北となる-ストルテンベルグ氏
https://www.rt.com/russia/564484-russia-victory-nato-defeat/
ウクライナと運命を共にしているにもかかわらず、事務総長は依然として、欧州連合は紛争の当事者ではないと主張している-
NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は2日、記者団に対し、ウクライナでロシアが軍事的に勝利すれば、西側同盟全体にとって敗北となる、と述べた。
しかし、キエフに「前例のない支援」を行ったにもかかわらず、ストルテンベルグ氏は米国が主導する同盟国は紛争の当事者ではないと主張している。
NATOの国防相会合の前夜、ストルテンベルグ氏は記者会見で、ウクライナへの武器輸送を続けることは、「ウクライナが侵略的なロシア軍との戦いに勝つ」ために不可欠だと宣言した。
しかし、この支援は同盟国自身の軍にとって代償となった。ドイツの武器・弾薬の在庫は8月下旬以降、危機的に枯渇している。同月、ウォールストリート・ジャーナル紙は、米国の155mm砲弾の備蓄が「不快なほど少ない」と報じた。ウクライナ軍を強化するために自国軍を弱体化させることは賢明な政策か、と問われたストルテンベルグは、ウクライナの紛争は同盟にとって存亡の危機である、と述べた。
「もしプーチン大統領が勝てば、それはウクライナ人にとって大きな敗北であるだけでなく、我々全員にとって敗北、そして危険なものになる」と述べた。
NATOはウクライナに多大な投資をしており、同盟加盟国はウクライナ軍に訓練、情報能力、数百億ドル相当の武器を提供している。この「前例のない支援」にもかかわらず、ストルテンベルグは「NATOは紛争の当事者ではない」と繰り返し主張してきた。
モスクワの見方は違う。ロシアのラブロフ外相は、NATOが(ウクライナという)「代理人」を立て、ロシアに戦争を仕掛けていると非難し、プーチンはロシアがウクライナで「西側諸国の軍事組織全体」と戦っていると表現している。
NATOの指導者たちは、自分たちの兵器システムによって、ここ数週間、キエフ軍が同国の南部と東部で一連の前進を遂げることができたと主張している。しかし、モスクワの軍事作戦が新たな指揮下に入ったことで、これらの前進は止まり、ウクライナの軍事・インフラ目標に対するロシアの壊滅的なミサイル攻撃が2日間続いた後、キエフは再び、より重い、より長距離の武器を求めて西側に懇願している。
>>6
客観的見方で大変参考になる。こういうことになるのでしょうね。
最後の部分「ロシアの壊滅的なミサイル攻撃が2日間続いた後、キエフは再び、より重い、より長距離の武器を求めて西側に懇願している。」
>>3
単なる嘘。馬鹿げた嘘。そして政治。政治は嘘の同義語です。
そうですよね。ついているのは英米。それを知っているのか。知らんのか。
>>11
お早うございます。私は夜は21時ごろパソコンを閉じてしまいますので、今朝見ています。
迎撃に対しては、私は極超音速変速兵器に対するレールガンに期待しているのです。日本は2016年ごろから開発をはじめていますが、今年65億円の予算化をして進めていますので、SFの世界が現実化するときが待ち遠しい。
米国が開発を中止したと見ていますが、日本は「アーク放電問題」をクリアし、200発ぐらいは連続発射できる段階にあると見ています。今後日本が得意とする省電力化して飛ばす技術と摩耗を防ぐ素材の開発が完成品に至る困難な道ではないか。軍事技術に注力する技術者の結集で日本は克服すると見ています。地上と宇宙で飛行物を把捉するシステムは当然確立していかなければならないのでしょう。
軍事技術をタブー化しなければ、技術者が集まるし、参画する企業が増え、軍事産業として成り立てば、民間企業が活性化して再度高度成長した日本の姿が見られる日が来ると信じています。
>>12 訂正と追加
極超音速変則兵器は極超音速兵器の誤りです。
なお、日本の成長を予測している海外の方々が多いが、肝心の日本人が心もとない。中国の市場に米国、日本、EUなど多くの国が期待しその成果を享受してきたが、採算的に限界が露出し、日本に対する期待というより成長の兆しを見ている人が海外では主流になっている。日本人は中国などに臆することない自信を持つことが不可欠ではないでしょうか。