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p_fさん のコメント

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p_f
RT 29 Oct, 2022

モスクワ、米国の新核戦略についてコメント
https://www.rt.com/news/565578-russia-us-nuclear-strategy/

重要な防衛文書には解釈の余地がある、とロシア上級外交官-

ロシアは、米国や他の西側諸国の防衛戦略において、核兵器の使用を認めるシナリオが増加していることを懸念している、とアレクサンドル・グルーシュコ外務副大臣は土曜日に述べた。これは、今週初めに米国防総省が核態勢の更新を発表したことを受けてのことである。

RIAノーボスチ通信によると、この外交官は、核保有国である米国、イギリス、フランスが発表したものを含む西側の軍事ドクトリンの「進化を綿密に監視している」と述べた。

「また、運搬車や兵器そのものに何が起きているのかも注視している」とも述べた。

外交官は、西側の主要な防衛文書の全般的な方向性に警鐘を鳴らした。グルーシュコ氏は「核戦略の言葉は非常に曖昧だ」と嘆き、モスクワの見立てでは「核の文脈以外でも、核兵器の使用を可能にするシナリオの数が増えている」と指摘した。

一方、ロシアの核態勢は非常に具体的で、「いかなる曖昧さも排除している」とも述べた。外交官は、直接核攻撃をしない限り、ロシアは「国家の存在そのものが脅かされる場合にのみ」核爆弾を配備することができると強調した。

木曜日、米国防総省は2022年の国家防衛戦略(NDS)、核態勢見直し、ミサイル防衛見直しなどを発表した。この文書では、「核軍備管理、核不拡散、リスク軽減を改めて重視」し、ロシア、中国、北朝鮮、イランを核兵器計画の潜在的敵対国の4つと位置づけた。

同時にワシントンは、通常攻撃を防ぐためにこうした大量破壊兵器を使用することを認める一方で、核による先制攻撃などの選択肢に門戸を開いている。ロシアや中国との緊張が高まる中、核兵器の使用制限を否定する決定が下されたのだ。

しかし、この文書では、米国の核兵器の「基本的な役割」は「核攻撃を抑止すること」であり、ワシントンは「米国またはその同盟国やパートナーの重要な利益を守るための極端な状況下」でのみそのような手段の配備を検討するとも述べている。

クレムリンは、核戦争は決して起こしてはならないと繰り返し述べており、一方で西側諸国が「挑発的な」レトリックに関与しないように警告している。

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追い詰められた米国(DS)が核テロを起こし、ロシアに濡れ衣を着せる「偽旗」は十分あり得るのでないか。
No.21
24ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。