• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

ウクライナ・ロシアの戦争は、両方の国を攻撃し合う戦争ではない。
ロシアが圧倒的優位で、短期間で解決されるとみていた戦争であり、仕掛けた方に誤算が出ている。誤算が出たから、交渉を進めようとしても、侵略され国土を焦土化され発電所を破壊された段階でウクライナが受け入れるとは思わない。

ウクライナから見れば自国を守る戦争であり、自国が焦土化するが、相手国を攻撃しない抑制の取れた戦争である。

民間施設特に発電所に対するロシアの攻撃は、焦土化というより、極寒の土地でウクライナ国民の餓死を目的とした非人道的な戦争になっており、核兵器を使ったに等しい非人道的な戦争でもある。

このような非人道的戦争によって、ウクライナ人民の怒りは極度に高まっているといえる。発電所攻撃が戦争を終える方向に作用するのでなく反対方向に向いている。最初の侵略からすべてのプーチン戦略が徒労に終わっている。プーチンの責任が大きい。

このような、当事国の戦争解決策など見当たらない場合、米国と中國の役割が欠かせない。

武力行使が反対で、対立があれば平和的手段を貫く妥協を図るために、米国と中國の役割が肝要であるのに、具体的両国の交渉の話が出てこない。どちらかの国が戦争を続けられない状況になり両国の納得性が確保できる段階でなければ,わかっていても解決策は出てこない。

苦境にあるのはロシアであり、再度兵力500万人ともいう兵士募集の話が出ており大国ロシアが追い詰められているので米国と中國がロシア・ウクライナをどのように説得するかが待ったなしなのでしょう。
No.1
25ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。