• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

この一つの事象をどのように受け取るかでコメントが変わってしまうが、自由民主主義国家と専制国家という視点でとらえてみた。

私達は、民主主義の国に住んでいるので気づかないが、「世界人口の71%が独裁に分類された国に住む」という衝撃的な西岡省二氏の過去記事をメモから取り出してみた。

スエーデン研究機関の資料によると、世界各国の政治形態を4分類している。
①閉鎖型独裁    中国、北朝鮮、ミャンマーなど
②選挙による独裁  ロシア、トルコ、インドなど
③選挙による民主  ブラジル、インドネシア、モンゴルなど
④自由民主     日本、韓国、米欧など

民主に分類される人口 2017年 50%が、2021年 29%に大きく減少している。
ちなみに世界人口78.6億人に対し、自由民主は23億人、本当の意味での投票権が保障されない人口は55.6億人
民主主義国でも民主主義の機能とかあり方に懐疑心を抱いている人が多くなっている。
満足(42%)、不満足(52%)
不満の比率 国別では、英(69%)米(59%)仏(58%)日本(53%)
既得権益層の利益を優先に不満を抱くと同時に有権者の多様な利益と価値観に反映した体制が取れない。

専制国家からは難民、国内避難民、移民がが多く2018年には7080万人に及んでいる。
自由民主主義は本来専制制度に対し、民主主義を反映し、弱者を救済し、社会主義を実現することであるが、自由を極限まで追求すると同時に弱者救済が弱まっている。

専制国家の比重が大きくなっていく中で歯止めをかけなければならないが、個人の主張が弱くなれば流れを止める手立てはない。大きな過渡期といえる。
No.2
24ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。