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りゃんさん のコメント

サウジはこの投稿欄では、反米を前面に押し出したヒトビトのなかでは、評判の悪い国だったが、中国と近づけば反米を前面に押し出したヒトビトへの評判が良くなるのだろうか。とくにサウジの本質がかわったとも思えないが。

サウジの変化についての分析は、最小限でも、中国だけでなく、ほかの中東諸国、なかでもイランやイスラエル、またヒズボラやハマスなどといったプレーヤー、そして米国、さらにそれらの相互関係についても考えなければならず、ちょっと自分の手に余る。

しかしなんにせよパレスチナの和平に結び付けば良いとおもうが、さてどうなるか。いうまでもなくサウジ-イスラエルは近年接近しており、イスラエル-中国も接近しているので、中国ーサウジが手を握れば、米国がどうなろうともはやパレスチナ問題がイスラエルの消失という方向で解決する日はくるまい。

そして、イランが共通の敵としてたちはだかるのか。しかし、中国はイランとも関係を深めているのだ。

中国は商売だけ考えていられれば気楽だろうが、これから順調に中東での存在がさらに大きくなれば、20年くらい先には必然的に中東の諸問題、そしてパレスチナ問題に深くかかわらすにはいられなくなるだろう。そのとき米国のように一部から憎しみを集めることにならないか。興味は尽きない。重信房子がなにかコメントしてないかと少し調べたが何も見つからなかった。パレスチナ問題に胸を熱くしていたサヨクなヒトビトは口を閉ざすのだろうか。

まあ、中国が米国にとってかわりたいのなら、避けられない道だ。
No.7
16ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。