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changeさん のコメント

戦争に働く論理は、勝者の論理、敗者の論理のほかに抑止の論理がある。

勝者の論理は米国、中国、ロシアであり、抑止の論理は米国と同盟関係にあるNATOとか日本、韓国が相当する。日本は異質であり、相手の攻撃に対して自衛権しかないが、今回のウクライナ・ロシアの戦争を見ると、圧倒的軍事力を保有する国に対して一国だけでは対処できず支援国がなければ国が破壊されることが明確になっている。

米国が世界で圧倒的な力を持っていた時代は、日本も自衛力でごまかしはできたが、中国が力を持ち、北朝鮮が挑発的行動を繰り返す中では、国家の自衛隊の考え方も変わってくるのは避けられない。反撃能力を保持した中で敵の司令部など攻撃することは不可欠になっているといえる。
戦争を抑止すとれるようにしなければならな点に絞られるのではないか。
①米国に絶対的力がなくなっており、まず自国を守る軍の能力を反撃体制をとれるようにしなければならない。
②日米安保、日米同盟を強固にして軍事態勢は米国と一体化して相互に補完していく必要性がある。
③核抑止は日本にとって不可欠であり、日本国内の米軍基地に核を持ち込むか核シェアリングをしなければならないのではないか。

「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」は、ようやく日本も目覚めたかと見るべきであり、日本が専制的に攻撃することなど、日倍安保、日米同盟が歯止めになって絶対にできないという観点に立って議論する必要性がある。日本が独自に相手国を攻撃するという極端な論理に立って、日本の防衛体制に縛りをかければ、日本を守り、国民を守り、財産を守ることなどできない。
No.1
22ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。