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りゃんさん のコメント

ところで、ダラカン氏は病院か老人ホームで死ねるでしょうか。病院はいまは基本的に急性期のみになっているので、たとえば外出先でいきなり心筋梗塞になって病院にかつぎこまれたが、手当むなしく亡くなった、といった場合でなければ病院では死ねません。でも、そういう死に方を想定なさっているわけではないでしょう。では「老人ホーム」は? おカネがあればなんとでもなりますが、いま60台前半くらいのふつうの多くのひとびとはなかなかそれもむずかしいかもですよ。なぜなら、それらのひとびとの前には団塊の世代があって、同時に日本が経済的にどんどん低下しているからです。団塊の世代で介護施設は恒常的に満杯になり、入居困難者が問題になるでしょう。60台前半はその余波をもろに受けます。また経済的に低下していくと、外国人介護職員をむかえることもむずかしい。余談ですが、それなのに、中共は強大でかなわないから日本の機微技術を中共に与えようと考えているのがダラカン氏でしたね。

いま厚労省は在宅医療にちからをいれていますが、ダラカン氏は在宅で死ぬ可能性が高いとおもいます。もっとも、むかしとはちがいますよ。家族全員が働いているので、昼間は高齢者がひとりまたはふたりで放っておかれる可能性が高い。ときどき介護者がやってきたりするが、施設介護ほどの充実はありません。家族に文句を言う結果、逆に暴力をふるわれたりするかもですね。

あるいは介護ホスピスにほうりこまれるかもしれません。高額なわりにやはりたいした介護はなく、死ぬまでのあいだをただすごすだけの施設です。あ、でも、面会制限はないかもですね。
No.29
23ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。