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中庸左派さん のコメント

 最近、サウジアラビアを訪問して、大歓迎を受けたBRICSの盟主中国、習近平氏。
 
 その動向に関して、田中宇氏は「サウジがBRICSに加盟するなら、その前にイランやシリアとの和解も義務づけられる。イランは上海協力機構に入り、中露と仲が良い。シリアのアサド政権はロシアに守られて米国による政権転覆を免れた。これまで対米従属だったサウジは、米国に求められるままイランやシリアを敵視してきたが、BRICSに入るならすべての態度を転換せねばならない。」「イスラエルは、米英欧を脅してゆすりたかりをやったり、上層部・諜報界に入り込んで米英欧の政策をイスラエル好みの方向にねじ曲げて力を延ばしてきた。」(「中露が誘う中東の非米化」田中宇)

 一方、タス通信によると、プーチンとネタニヤフは比較的親しいことが示唆されています。https://tass.ru/politika/16661151

 「イスラエルは、イランの標的に対する可能な攻撃の準備を整える」https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/16710067
とはタス通信の報道ですが、アメリカに対するロビー活動でパレスチナに対する圧力を高めてきたイスラエルは、アメリカを袖にした中東の盟主サウジアラビアの動向も注視していることでしょう。

 中露を軸に、サウジアラビアとイスラエル、イランそしてパレスチナのバランスがとれることを期待しています。アメリカ帝国の覇権が終わり、多極化した世界こそが均衡と安定、即ち平和な世界ではないかな、と考えています。
No.2
24ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。