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中庸左派さん のコメント

 私の教育方針は単純でした。

 いい高校、いい大学、いい会社に入ること。

 ハッキリ、そういう教育方針で接してきました。理由は、私が、プロレタリアートの母子家庭に育ったからです。

 結婚、子育ては社会を「再生産」する必須の要素。

 そして、良い職業・就職、即ち正規の大手企業社員や公務員という「身分」は、結婚の前提条件だと考えてきました。

 格差社会には、だから反対してきました。労組活動家としての、自分なりの重要なテーマでした。

 しかし、私のような組織された労働貴族の立場と、組織化されていない弱い非正規労働者では、もうずっと年収格差は埋まりませんでした。おそらく、今後もそうでしょう。

 だから、結局、分断された個人は、いい高校、いい大学、いい会社に入ること、しか結婚への道のりはないと考えています。

 しかし、いい高校、いい大学、いい会社に入ること自体が、親の年収に左右されるのは言うまでもありません。

 日本の教育費は、対GDP比等で見ても、低水準であることは言うまでもありません。それなのに、増税でさらに防衛費を増額する。

 この国は終わっているのでは?
No.7
21ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。