• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

>遅すぎることはない。人間関係を築くにはまだ手遅れだと考える人が多いが、そんなことは決してない

 それはそうだろうが、現実的には子育てが終われば、介護という流れも人生のパターンとしては少なからずあるのではないか?

 高齢になればなるほど、家族的責任が重くなるという事態も想定しておいたほうが良いのが現代社会かもしれない。そのような状況下、かつての交友関係やコミュニティから遠ざかってしまうことも致し方ない事。

 人間の絆を、家族関係や友人関係の深さや広範さと捉える向きは一般論として分かりやすい議論だが、契約だとか金銭が介在する形で、サポートを得る或いは困難を一定程度克服できる社会関係も大事だと考えている。

 勿論、税による公的制度の形での人間関係の補完が大事であることも言うまでもないことだ。介護保険制度を利用している私としては、日本の高齢者福祉施策は、状況に応じたメニューも多く、特養ホームは費用面から見ても、心強い存在だ(もっとも、それだけに順番待ちではあるが・・)。

 いずれにせよ、根本的には何が幸せかは人それぞれ。

 「その後、DNA サンプルを採取して脳スキャンを実施しました。参加者のうち 25 人は、死亡後に研究に脳を提供しました。」とあるが、脳内物質の分析や分泌物の多寡で判定するのだろうか?アメリカ的というのか、科学的なのかもしれないが、ドコゾの新興宗教みたいで、個人的には違和感ではある。

 私はしあわせを考えると、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の作中、燈台守による慰めの言葉「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」を思い浮かべる。
No.7
16ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
Day 1: あなたの人間関係を振り返る、 Day 1: Take Stock of Your Relationships 、 By Jancee Dunn ( NYT ) google 翻訳 1938 年、 ハーバード大学の研究者たちは、何が人を豊かにさせるのかを解明しようと試みました。 彼らは、ハーバード大学の学生とボストンの低所得の 10 代の少年を合わせた 724 人の参加者を募集しました。全員が、子供時代のトラブルから初恋、そして最期の日まで、研究者たちに自分たちの生活を追跡させたいと考えていました。 5 年ごとに、研究者は参加者から健康記録を収集しました。彼らは 2 年ごとに自分たちの生活について詳細な質問をし、その後、 DNA サンプルを採取して脳スキャンを実施しました。参加者のうち 25 人は、死亡後に研究に脳を提供しました。 85 年後の現在、大人の豊かさに関するハーバード研究は 、元の被験者の 3
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。